シンガーソングライター豊田道倫による小説集『東京で何してる?』が、6月10日に刊行される。
豊田は1995年に「パラダイス・ガラージ」名義でデビューし、当時の大阪スカムシーンの異端として大きな注目を集めた。1997年からは本人名義でコンスタントに作品を発表し続けており、今年元旦には、久下惠生、三輪二郎らと共に「豊田道倫&ザーメンズ」としてアルバム『アンダーグラウンドパレス』をリリースしたばかりだ。
『東京で何してる?』は、これまでも独自の歌詞世界が多くの支持を集めてきた豊田による初の小説集。それぞれの夢を追い、もしくは夢を持っていたことも忘れて街の片隅に生きる人々の様子が、優しくも凶暴な視点で描かれている。
また、同作の発売を記念したイベントが6月12日に東京・原宿のVACANTで開催される。当日は豊田に加え、ゲストとして川本真琴、カンパニー松尾、佐内正史も登場。ライブやトーク、映像の上映などが行われる予定だ。
『豊田道倫 初の小説集『東京で何してる?』発売記念イベント ~上映とトークとライブ~』
2011年6月12日(日)OPEN 18:00 / START 18:30
会場:東京都 原宿 VACANT
出演:豊田道倫
ゲスト:
カンパニー松尾
佐内正史
川本真琴
料金:前売2,000円 当日2,500円(共にドリンク別)