ニュース

イケムラレイコ日本初回顧展、静けさと情動的な強さ含む作品で「うつろい」を表現

美術家・イケムラレイコの日本初回顧展『うつりゆくもの』が、8月23日から東京・竹橋の国立近代美術館で開催される。

イケムラレイコは、ドイツとスイス、日本を中心に活動を展開する美術家。彼女の手がける作品は絵画、彫刻、ドローイングなど多岐にわたり、それらからは西洋的感覚と東洋的感覚を行き来する作家の意思を垣間みる事ができる。幽霊とも思えるような存在をつくるのは、「うつりゆくもの」への関心をもっているからだといえるだろう。

同展では、ドイツのアトリエで制作された日本初公開となる作品を中心に、新作を含む約145点を展示。メインビジュアルを写真家・川内倫子がドイツで撮影したほか、カタログ、ポスターなどのデザインを中島英樹が担当。展示デザインには建築家のフィリップ・フォン・マットが全面的に協力している。

また、同展の特設サイト「イケムラレイコ Side B」が7月末にオープン予定。イケムラと作家・川上弘美の特別対談や特設サイトでしか見られない画像やテキストが公開され、会期中にも随時更新される予定だ。展覧会をさらに楽しむべく、是非あわせてチェックしてみよう。


『イケムラレイコ うつりゆくもの』

2011年8月23日(火)~10月23日(日)
会場:東京都 竹橋 東京国立近代美術館
時間:10:00~17:00(金曜は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜(9月19日、10月10日は開館)、9月20日、10月11日
料金:一般850円 大学生450円 高校生以下無料

シンポジウム
『芸術におけるエコロジー』

2011年8月27日(土)13:00~15:00
会場:東京都 竹橋 東京国立近代美術館
出演:
イケムラレイコ
加須屋明子(京都市立芸術大学准教授)
保坂健二朗(同展企画者)

『ギャラリートーク』

2011年9月17日(土)、10月15日(土)、10月22日(土)13:00~14:00
会場:東京都 東京国立近代美術館
出演:保坂健二朗

(画像上から:イケムラレイコ《黒に浮かぶ》1998-99年、豊田市美術館 撮影:林達雄、イケムラレイコ《赤の中の青い人物像》2007年、個人蔵 photo: Philipp von Matt、イケムラレイコ《Cabagged head》1994年、国立国際美術館、イケムラレイコ《無題》1993年、個人蔵、イケムラレイコ制作中のイケムラレイコ 撮影:川内倫子)

イケムラレイコ《黒に浮かぶ》1998-99年、豊田市美術館 撮影:林達雄
イケムラレイコ《黒に浮かぶ》1998-99年、豊田市美術館 撮影:林達雄
イケムラレイコ《赤の中の青い人物像》2007年、個人蔵 photo: Philipp von Matt
イケムラレイコ《赤の中の青い人物像》2007年、個人蔵 photo: Philipp von Matt
イケムラレイコ《Cabagged head》1994年、国立国際美術館
イケムラレイコ《Cabagged head》1994年、国立国際美術館
イケムラレイコ《無題》1993年、個人蔵
イケムラレイコ《無題》1993年、個人蔵
イケムラレイコ制作中のイケムラレイコ 撮影:川内倫子
イケムラレイコ制作中のイケムラレイコ 撮影:川内倫子
画像を拡大する(11枚)

記事の感想をお聞かせください

知らなかったテーマ、ゲストに対して、新たな発見や感動を得ることはできましたか?

得られなかった 得られた

回答を選択してください

ご協力ありがとうございました。

SPECIAL PR 特集

もっと見る

BACKNUMBER PR 注目のバックナンバー

もっと見る

PICKUP VIDEO 動画これだけは

あらかじめ決められた恋人たちへ“日々feat.アフロ”

何かを我慢することに慣れすぎて忘れてしまいそうになっている「感情」を、たった10分でこじ開けてしまう魔法のようなミュージックビデオ。現在地を確かめながらも、徐々に感情を回転させていくアフロの言葉とあら恋の音。人を傷つけるのではなく、慈しみ輝かせるためのエモーションが天井知らずの勢いで駆け上がっていった先に待ち構えている景色が、普段とは違ったものに見える。これが芸術の力だと言わんばかりに、潔く堂々と振り切っていて気持ちがいい。柴田剛監督のもと、タイコウクニヨシの写真と佐伯龍蔵の映像にも注目。(柏井)

  1. 寺山修司に憧れる父さん / 美術のトラちゃん 1

    寺山修司に憧れる父さん / 美術のトラちゃん

  2. オダギリジョー×永瀬正敏 日本のテレビドラマが抱える課題と未来 2

    オダギリジョー×永瀬正敏 日本のテレビドラマが抱える課題と未来

  3. 声優ユニット・イヤホンズが6年目の挑戦と原点回帰を語る 3

    声優ユニット・イヤホンズが6年目の挑戦と原点回帰を語る

  4. テクノポップが解放したもの 幻想の音に生きるコシミハルの半生 4

    テクノポップが解放したもの 幻想の音に生きるコシミハルの半生

  5. 記録映画『素晴らしき、きのこの世界』に窪塚洋介、豊田エリーらがコメント 5

    記録映画『素晴らしき、きのこの世界』に窪塚洋介、豊田エリーらがコメント

  6. 丹地陽子、約20年の画業の軌跡を辿る初画集『丹地陽子作品集』10月刊行 6

    丹地陽子、約20年の画業の軌跡を辿る初画集『丹地陽子作品集』10月刊行

  7. 小松菜奈が表紙の『装苑』11月号 森川葵、塩塚モエカ、伊藤万理華らも登場 7

    小松菜奈が表紙の『装苑』11月号 森川葵、塩塚モエカ、伊藤万理華らも登場

  8. 韻シストが認めてもらうまでの戦いとは?20年の軌跡を全員で語る 8

    韻シストが認めてもらうまでの戦いとは?20年の軌跡を全員で語る

  9. 『セックス・エデュケーション』S2、優しさに貫かれた学園コメディー 9

    『セックス・エデュケーション』S2、優しさに貫かれた学園コメディー

  10. 杉咲花と平野紗季子が遠野を訪問、成田凌が語りのEテレ『きみと食べたい』 10

    杉咲花と平野紗季子が遠野を訪問、成田凌が語りのEテレ『きみと食べたい』