ミック・カーンが生前に書き残した自伝が発売、赤裸々に語られるJapanや私生活の全て

今年1月に急逝した元Japanのベーシスト、ミック・カーンの自伝が、本日7月25日に刊行された。

ミック・カーンは、1974年から1982年まで活動していたイギリス出身バンドJapanのメンバー。個性的なフレットレスベース奏者として知られ、1997年にはLUNA SEAおよびX JAPANのギタリストであるSUGIZOのソロアルバム『TRUTH?』にも参加している。2010年に自身のオフィシャルサイトで癌である事を公表し、今年1月4日にイギリス・ロンドンの自宅で52年の生涯を閉じた。

『ミック・カーン自伝』は、本人の手によって綴られた自伝『JAPAN&SELF EXISTENCE』の日本語版。500ページ以上にわたる本文には、自身の生い立ちからジャパンメンバーとの出会いや確執、ソロ活動、そして女性関係や家族についてまで赤裸々に語られている。

また、同書の刊行に際し、生前のミックと交流が深かったSUGIZOと土屋昌巳による特別寄稿文も掲載。彼の全てを日本の読者に伝える資料としても貴重な書籍となっている。

『ミック・カーン自伝』

2011年7月25日発売
翻訳:中山美樹
価格:2,940円(税込)
発行:リットーミュージック

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