ダンスで描く社会問題、仏の注目振付師デュオが青山円形劇場で連続公演

フランスの振付師デュオ、エラ・ファトミとエリック・ラムルーによる公演『マンタ』『ジャスト・トゥ・ダンス…』が、東京日仏学院主催のフェスティバル『フランス ダンス・イヤー2011』の参加作品として9月13日と9月15日に東京の青山円形劇場で上演される。

エラ・ファトミとエリック・ラムルーは、1990年にデュオ作品『ユザイス』が『バニョレ国際ダンス・コンクール』の最優秀作品賞を受賞し、国際的な評価を獲得したユニットだ。一貫して社会的な色調の強い主題の作品を創り、集団と個人や文化の違いについての考察を続けている。また、ワークショップ開催などのために、過去10年以上にわたって定期的に来日している。

同公演では、フランス国内で着用について大きな論争を巻き起こしたイスラム女性用のヴェール「ヒジャーブ(ブルカ)」をテーマにした『マンタ』と、言語や文化の異なる11人のダンサーとのコラボレーションを通して、国境を否定し、「共に暮らす」経験をダンスにした『ジャスト・トゥ・ダンス…』の2作品を上演。フランスにおいて問題視されている個人のアイデンティティにおける問題について深く掘り下げ、政治的、社会的なアプローチを2つのダンス作品で詩的に展開する。

『フランス ダンス・イヤー2011』

『マンタ』

2011年9月13日(火)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:東京都 青山円形劇場

『ジャスト・トゥ・ダンス…』

2011年9月15日(木)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:東京都 青山円形劇場

料金:
一般3,500円 日仏会員3,000円 学生3,000円
2日通し券 前売5,000円(全席自由)

(画像:©Laurent Philippe)

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