光の移ろいで変容する絵画を描く大庭大介の個展、新たな可能性を追求する新作も展示

現代美術作家・大庭大介の個展が、12月21日まで東京・谷中のSCAI THE BATHHOUSEで開催されている。

偏光パール系のアクリル絵の具などを用いて、光の移ろいや鑑賞者の立ち位置によってイメージや色彩が変容し続ける絵画を描く大庭。これまでに2011年の『堂島リバービエンナーレ』、大和日英基金によるロンドンでの大規模な個展の開催、青森・青森県立美術館での特別展示『超群島 −ライト・オブ・サイレンス』への出展など、意欲的な制作活動を続けている。

同展では、コンピューターで写真の明度と彩度を11段階の色調にモザイク化し、改めて虹のスペクトラムに置き換えて絵画としてよみがえらせた新作『LOG』シリーズや、キャンバス上で衝突するベイブレードの軌跡を作品にしたシリーズの幅3メートル以上となる大作など、新たな試みにも挑戦している。また、ロンドンでのみ公開された作品なども展示される。


『大庭大介 個展』

2012年11月27日(火)~12月21日(金)
会場:東京都 谷中 SCAI THE BATHHOUSE
時間:12:00~18:00
休廊日:日、月曜、祝日
料金:無料

(画像上:Daisuke Ohba『THE BATTLE STAGE』 2012 180 x 180 cm acrylic on cotton photo : Nobutada OMOTE|SANDWICH、画像下:Daisuke Ohba『SPIRAL (transformation)』 2012 180 x 180 cm acrylic on cotton photo : Nobutada OMOTE|SANDWICH)

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