岡崎京子『ヘルタースケルター』が蜷川実花監督で実写映画化、主演は沢尻エリカ

岡崎京子の同名漫画作品が原作の実写映画『ヘルタースケルター』が、7月14日から東京・丸の内ピカデリーほか全国で公開されることがわかった。

原作は祥伝社の雑誌『FEEL YOUNG』に岡崎の交通事故直前となる1996年まで連載。2003年に単行本化され、『第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞』を受賞するなど、高い評価と根強い人気をもった作品だ。

監督を手掛けるのは、写真家としても知られる蜷川実花。同作は2007年の初監督作品『さくらん』に続く第2作目となる。全身整形で美貌とスタイルを手に入れ、欲望渦巻く芸能界でトップスターとなる主人公・りりこ役には、沢尻エリカを起用。監督から「歓声と罵声とその両方を浴び続けてしなやかに立っている女性といえば、沢尻エリカしか絶対にいない」と直々のオファーがあったという。

また、りりこに興味を持ち、彼女の隠された正体に迫っていく検事・麻田役を大森南朋、りりこが巻き起こす事件に巻き込まれていくマネージャー役を寺島しのぶが演じるほか、綾野剛、水原希子、新井浩文、鈴木杏、寺島進、哀川翔、窪塚洋介、原田美枝子、桃井かおりなどがキャストに名を連ねている。

なお、同作のエキストラを現在募集中。撮影予定は1月下旬から2月末となっており、撮影場所は東京都内になるとのこと。参加特典として記念品が贈呈される。定員になり次第締切るとのことなので、希望する人はオフィシャルサイトを早めにチェックしておこう。

※記事掲載時から出演者が変更になりました（2012年2月18日追記）

（画像上から：蜷川実花（左）とりりこ役の沢尻エリカ（右）、検事・麻田誠役の大森南朋、羽田美知子（りりこのマネージャー）役の寺島しのぶ、吉川こずえ（りりこの後輩モデル）役の水原希子、全画像：©2012映画『ヘルタースケルター』製作委員会）

関連リンク

• 映画『ヘルタースケルター』公式サイト