『鈴木先生』の映画化が決定、ドラマ版の製作陣で新たなエピソード

漫画家・武富健治の人気作品『鈴木先生』の映画化が発表された。

『鈴木先生』は、どこにでもいそうな平凡な教師がどこにでも起こり得る問題について過剰に悩みながら、独自の教育理論によって解決していく様子を描いた学園エンターテインメント作品。2011年4月から6月にかけてテレビ東京系列で放送されたドラマ版では、低視聴率に苦しみながらも『ギャラクシー賞』の2011年6月度月間賞と『平成23年日本民間放送連盟賞テレビドラマ番組部門最優秀賞』のダブル受賞を果たすなど高い評価を得た。

今回の発表では、ドラマ版にひき続き長谷川博己が主人公の国語教師・鈴木章役を演じることが判明。監督を河合勇人、脚本を古沢良太が担当するなど、ドラマ版のスタッフで製作に臨む。なお、テレビシリーズでは取り上げられなかった、生徒会選挙や文化祭などにまつわるエピソードが描かれる予定とのこと。

同作が映画初主演作品となる長谷川は「映画化実現嬉しいです。また同じスタッフ・キャストと共にいい作品にしたいと思います」とコメント。監督の河合は「世知辛い世の中、なんとなく窮屈で息苦しいと感じる今日この頃、鈴木先生ファンのみなさんお待たせいたしました。遂に待望の映画化です!」と意気込みを露わにした。

撮影時期は3月5日から4月上旬。公開は2012年を予定している。

『鈴木先生』

2012年公開予定
原作:武富健治『鈴木先生』(双葉社刊)
監督:河合勇人
脚本:古沢良太
出演:
長谷川博己
ほか

(画像上から:ドラマ版『鈴木先生』ビジュアルイメージ ©武富健治/双葉社 ©映画「鈴木先生」製作委員会、ドラマ『鈴木先生』より ©武富健治/双葉社 ©映画「鈴木先生」製作委員会、ドラマ『鈴木先生』より ©武富健治/双葉社 ©映画「鈴木先生」製作委員会、武富健治『鈴木先生』11巻表紙 ©武富健治/双葉社)

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