約5万点のおもちゃと膨大な数の素材を用いた藤浩志の展覧会『藤浩志の美術展』

美術作家・藤浩志による展覧会『藤浩志の美術展 セントラルかえるステーション ~なぜこんなにおもちゃが集まるのか?~』が、東京・秋葉原の3331 Arts Chiyodaで7月15日から開催される。

藤は約30年以上にわたって独自の手法で、社会や地域、日常を見つめ続けてきたアーティスト。「循環社会への転換」「地域社会の変革」といった命題に取り組んでおり、これまでに2008年の『サイト・サンタフェ・ビエンナーレ』や、2010年の『瀬戸内国際芸術祭』でも作品を発表。今年からは青森・十和田市現代美術館の副館長に就任している。

同展では、藤が13年間にわたり取り組んでいる「かえっこ」で集まった約5万のおもちゃと、これまで藤が生活や活動のなかで収集した膨大な数の素材を用いたインスタレーションやワークショップを展開。いらなくなったおもちゃを使って地域にさまざまな活動をつくり出すシステムである「かえっこ」を通じて、子どもからお年寄りまで、誰でも体験できる場を作り出す。

会期中は、「かえっこ」の素材を用いたワークショップや、サイレントオークションでの作品販売などが実施される。

『藤浩志の美術展 セントラルかえるステーション ~なぜこんなにおもちゃが集まるのか?~』

2012年7月15日(日)~9月9日(日)
会場:東京都 秋葉原 3331 Arts Chiyoda 1F メインギャラリー
時間:12:00~19:00
休館日:火曜(8月13日(月)~8月16日(木))
料金:
大人700円
学生(中学生・高校生・専門学校生・大学生)300円
子ども(3才~小学生)200円
親子チケット(大人1人+子ども1人)800円(子ども1人追加ごとに100円)
パスポートチケットは上記料金に100円追加(会期中何度でも入場可能)

(画像上:Toys Paradise, 2010、画像中:Photograph/Kenichi Hagihara、画像下:Photograph/Kenichi Hagihara)

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