消えゆく「見世物小屋」に密着したドキュメンタリー映画『ニッポンの、みせものやさん』

日本から姿を消しつつある大衆娯楽「見世物小屋」にスポットをあてるドキュメンタリー映画『ニッポンの、みせものやさん』が、12月8日から東京・新宿のK's Cinemaほか全国で順次公開される。

見世物小屋は、大蛇、へび女、タコ娘、ろくろ首、人間ポンプ、剣舞、気合術、犬の曲芸、オートバイサーカスなど、様々な見世物を仮設小屋で披露する大衆娯楽。かつては祭りや縁日を賑わせ、最盛期には全国で数百軒を数えたという。同作は、最後の見世物小屋といわれる大寅興行社の見世物小屋一座に密着。全国を旅するなかで一座の暮らしと人情、見世物小屋の歴史などを描き出す。

監督は『ソレイユのこどもたち』で『山形国際ドキュメンタリー映画祭2011 アジア千波万波特別賞受賞』を受賞した奥谷洋一郎。同監督はお化け屋敷のアルバイトをきっかけに見世物小屋一座と出会い、交流を深めていったという。

『ニッポンの、みせものやさん』

2012年12月8日より新宿K's Cinemaほか全国で順次公開
監督:奥谷洋一郎
音楽:街角実
出演:大寅興行社
配給:スリーピン

(画像:©2012 Yoichiro Okutani All Rights Reserved.)

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