第148回『芥川賞』は黒田夏子が史上最年長受賞、『直木賞』はダブル受賞

『第148回芥川賞』『第148回直木賞』の選考会が本日1月16日に築地・新喜楽で行われ、『芥川賞』に黒田夏子の『abさんご』、『直木賞』に朝井リョウの『何者』と安部龍太郎の『等伯』が選ばれた。

『早稲田文学5号』に掲載された『abさんご』は、家政婦を雇ったことで訪れる親子の変化を描いた黒田夏子の作品。現在75歳の黒田は、1974年に61歳で同賞を受賞した森敦の記録を上回り、最年長受賞記録を更新した。

戦後最年少となる23歳で直木賞を受賞した朝井リョウは、2009年に『桐島、部活やめるってよ』で『第22回小説すばる新人賞』を受賞しデビュー。受賞作の『何者』は就職活動に励む大学生をリアルに描いた作品だ。また、1955年生まれの阿部龍太郎は、デビュー作『血の日本史』を1990年に発表。『等伯』は、戦国時代を舞台に絵仏師・長谷川信春の生涯を描いた物語となる。

贈呈式は2月下旬に都内で行われる。

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