前衛芸術グループ、ハイレッド・センターによる「直接行動」の軌跡を紹介する展覧会

前衛芸術グループ「ハイレッド・センター」の全貌を紹介する展覧会『「ハイレッド・センター」直接行動の軌跡』が、2月11日から東京・渋谷区立松濤美術館で開催される。

1963年に高松次郎、赤瀬川原平、中西夏之ら前衛芸術家たちを中心に結成されたハイレッド・センターは、匿名の行動によって平穏な日常のなかに芸術を持ち込み、退屈な日常を「撹拌」することを試みた前衛グループ。山手線の車内や有楽町駅などで行われた『山手線事件』をはじめ、紐、梱包、洗濯バサミといったハイレッド・センターの「武器」を公開した『第5次ミキサー計画』、東京・帝国ホテルで行われた『シェルター計画』、『東京オリンピック』の開催を控えた銀座の並木通りで行われた『首都圏清掃整理促進運動』など、「直接行動」と呼ばれるイベントの数々を実行した。

結成50年を記念して開催される同展では、直接行動を記録した文献資料や記録写真を紹介。また、高松、赤瀬川、中西によるオブジェや絵画などの展示を通じて、ハイレッド・センターの活動を多角的に紹介する。

会期中にはフィルムパフォーマンスと講演会による『映像における<直接行動>』が開催されるほか、出品作家による講演会、当時を知るゲストを招いたギャラリートークも行われる。

イベント情報

『「ハイレッド・センター」直接行動の軌跡』

2014年2月11日(火・祝)~3月23日(日)
会場:東京都 渋谷区立松濤美術館
時間:10:00~18:00、金曜10:00~19:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌日、祝日の翌日が土日にあたる場合は開館)
料金:一般300円 小中学生100円
※毎週土曜は小中学生無料
※60歳以上の方、障碍者および付添い1名までは無料

講演会+フィルムパフォーマンス
『映像における<直接行動>』

2014年2月16日(日)14:00~
会場:東京都 渋谷区立松濤美術館 地下2階ホール
講師:飯村隆彦(映像作家)

ギャラリートーク特別版
2014年2月15日(土)14:00~
会場:東京都 渋谷区立松濤美術館
ゲスト:和泉達(HRC公式メンバー)

講演会
『ハイレッド・センターを語る』

2014年3月2日(日)14:00~
会場:東京都 渋谷区立松濤美術館
講師:中西夏之(画家)

ギャラリートーク特別版
2014年3月15日(土)14:00~
会場:東京都 渋谷区立松濤美術館
ゲスト:田村敦子(元編集者)

(画像上:中西夏之『コンパクト・オブジェ』澁澤龍彦旧蔵 撮影:タキモトキヨシ、画像下:HRC『首都圏清掃整理促進運動』1964年 撮影:平田実)

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