安達祐実が花魁役に、純愛を赤裸々に描く『R-18文学賞』受賞作『花宵道中』が映画化

映画『花宵道中』が、今秋に東京・テアトル新宿ほか全国で公開されることが明らかになった。

同作の原作は、『第5回 女による女のためのR-18文学賞』大賞と読者賞を受賞し、のちに漫画化された宮木あや子の同名小説。江戸末期の新吉原に生きる花魁の甘美で悲しい純愛を、赤裸々な筆致で描いた内容で話題を集めた。

人気女郎の朝霧役を安達祐実が演じるほか、淵上泰史、小篠恵奈、三津谷葉子、多岐川華子、立花彩野、高岡早紀、友近、津田寛治がキャストに名を連ねている。メガホンをとったのは、『怪談新耳袋』シリーズや『ケータイ刑事』シリーズなどでも知られる豊島圭介。撮影は『吉原炎上』『陽暉楼』『おもちゃ』など、遊郭や花街を舞台にした作品を生んできた東映京都撮影所で行われており、完成は4月を予定している。

安達は、同作の出演依頼を受けた際の心境について「花魁の役は今までやったことがなかったので嬉しかったですし、今の私にはとてもいい役だと思いました」と明かしている。また、原作小説について「素敵な作品です。その世界観をどう表現するかは総合力だと思うので、私はただ、役の心や想いに集中して演じるようにしていました」とコメントしている。

作品情報

『花宵道中』

2014年秋にテアトル新宿ほか全国で公開
監督:豊島圭介
脚本:鴨義信
原作:宮木あや子『花宵道中』(新潮文庫)
出演:
安達祐実
淵上泰史
小篠恵奈
三津谷葉子
多岐川華子
立花彩野
高岡早紀
友近
津田寛治
配給:東京テアトル

(画像:©2014 東映ビデオ)

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