京都の町家や寺社が舞台の写真祭『KYOTOGRAPHIE』に高谷史郎、W・ビショフら

春の京都を舞台にした国際写真フェスティバル『KYOTOGRAPHIE国際写真フェスティバル2014』が、4月19日から京都市内の各会場で開催される。

京都の歴史や文化、自然の多様さを反映した町家や世界遺産の寺社などを会場に選び、国内外の写真家の作品を展示する『KYOTOGRAPHIE国際写真フェスティバル』。2回目となる今回は「Our Environments~私たちを取りまく環境~」をテーマに、身近な光景から宇宙規模のものまで様々な環境について写真を通して考察することを目指すという。

京都文化博物館別館ではNASAの調査衛星が撮影した日本で初公開される火星の地表の写真を、高谷史郎のインスタレーションによって公開するほか、京町家の無名舎ではワーナー・ビショフが戦後日本の復興期をとらえた写真作品を展示。また、有斐斎弘道館ではフランスの雑誌『Le Monde』が選んだ日本の現代写真家13人が東京の自然を撮り下ろした企画『ネイチャー・イン・トーキョー』の出版と連動して、川内倫子、ホンマタカシ、石川直樹、志賀理江子、川島小鳥らの作品を展示するなど、京都市内の15会場で様々な展覧会が行われる。

さらに会期中は、参加アーティストのトークをはじめとするパブリックプログラムも開催。詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。

イベント情報

『KYOTOGRAPHIE国際写真フェスティバル2014』

2014年4月19日(土)~5月11日(日)
会場:京都府 京都文化博物館 別館、京都駅ビル7階東広場、龍谷大学大宮学舎本館、ASPHODEL、誉田屋源兵衛 黒蔵、虎屋 京都ギャラリー、無名舎、下鴨神社細殿、嶋臺(しまだい)ギャラリー、有斐斎 弘道館、アンスティチュ・フランセ関西、京都芸術センター、無鄰菴
参加作家:
高谷史郎
瀧澤明子
西野壮平
広川泰士
ワーナー・ビショフ
ティム・フラック
スタンリー・グリーン
アンヌ・ドゥ・ヴァンディエール
荒木経惟
石川直樹
伊丹豪
川内倫子
川島小鳥
喜多村みか
木村肇
草なぎ裕
志賀理江子
高木康行
田附勝
ホンマタカシ
ほか

(画像上:Barkhanes in the crater zone, from Mars, a photographic exploration © NASA / JPL / The University of Arizona / Éditions Xavier Barral、画像中:Royal White Tiger ©Tim Flach、画像下:下鴨神社細殿 ©2014 Naoyuki Ogino)

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