子どもの視点に注目する『ゴー・ビトゥイーンズ展』にボルタンスキー、塩田千春ら26組

子どもの視点を通して世界を展望する展覧会『ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界』が、5月31日から東京・六本木の森美術館で開催される。

同展は、19世紀後半から20世紀にかけてニューヨークに暮らす移民を取材した写真家のジェイコブ・A・リースが媒介者を意味する「ゴー・ビトゥイーンズ」と呼んだ移民の子どもたちのように、異文化間や現実と想像の世界の間など様々な境界を横断する子どもたちの視点にフォーカス。各国のアーティストの作品に表れる子どものイメージを通して、子どもを取り巻く環境や彼らが直面する諸問題に目を向けると同時に、遊びや夢、記憶などをキーワードに子どもの持つ多様な感覚に迫る。

参加作家はジェイコブ・A・リースや、日本初公開の作品を展示するフィオナ・タンとウォン・ホイチョンをはじめ、クリスチャン・ボルタンスキー、近藤聡乃、奈良美智、塩田千春、梅佳代など26組。会期中は関連企画として、子どもたち向けのワークショップや子どもをテーマにした映画の特集上映、アーティストトークなどが開催される。

イベント情報

『ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界』

2014年5月31日(土)~8月31日(日)
会場:東京都 六本木 森美術館
時間:10:00~22:00、火曜10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
参加作家:
クリスチャン・ボルタンスキー
リネカ・ダイクストラ
ルイス・W・ハイン
テリーサ・ハバード/アレクサンダー・ビルヒラー
影山光洋
菊地智子
金仁淑
近藤聡乃
小西淳也
宮武東洋
トレーシー・モファット
スヘール・ナッファール&ジャクリーン・リーム・サッローム
奈良美智
大竹省二
ジェイコブ・A・リース
塩田千春
ストーリー・コー
フィオナ・タン
照屋勇賢
サンテリ・トゥオリ
梅佳代
ウォン・ソンウォン
ウォン・ホイチョン
山本高之
吉岡専造
ジャン・オー
料金:一般1,500円 学生(高校・大学生)1,000円 子供(4歳~中学生)500円

(テリーサ・ハバード/アレクサンダー・ビルヒラー 『エイト』 2001年 ビデオ 3分35秒(ループ) Courtesy: Tanya Bonakdar Gallery, New York、リネカ・ダイクストラ『女の人が泣いています(泣く女)』 2009年 ビデオ・インスタレーション 12分(ループ) Courtesy: Marian Goodman Gallery, New York/Paris、ウォン・ソンウォン『寝坊して』(「7歳の私」シリーズより)2010年 Cプリント 86×120cm、ウォン・ホイチョン『おおスルクレ、わが町スルクレ』 2007年 ビデオ 14分、ジャン・オー『パパとわたし:No.29』 2006年 Cプリント 100×100cm)

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