杉本博司と渋谷慶一郎のコラボコンサートがパリで開催、渋谷は書き下ろし新曲披露

杉本博司と渋谷慶一郎のコラボレーションコンサート『ETRANSIENT』が、4月25日と26日にフランス・パリのパレ・ド・トーキョー内のSalle 37で開催される。

同公演は、パレ・ド・トーキョーで開催される杉本の新作展覧会『AUJOURD'HUI, LE MONDE EST MORT[LOST HUMAN GENETIC ARCHIVE]/今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない』の初日と2日目に開催。会場となるSalle 37は、1937年に開催された『パリ万国博覧会』にあわせて建てられた当時の面影を残す歴史的な映写室となる。

杉本は同公演のために、代表作のひとつである『劇場』シリーズを映像作家のYKBXと共に映像化。渋谷は映像と共に、今回のために書き下ろした新曲を披露するという。なお、コンサートのタイトルである『ETRANSIENT』はカミュ『異邦人』の原題である『etranger』と、「無常」や「一時的な」という意味の英語「transient」を掛けあわせた造語となり、渋谷の新曲も同タイトルになる。

また、同公演では、渋谷が音楽を手掛けた2010年公開の杉本のドキュメンタリー映画『はじまりの記憶 杉本博司』からの楽曲も演奏されるほか、展覧会で発表される杉本のインスタレーション3作品にも渋谷が立体音響による音楽を提供している。展覧会は9月7日まで開催される予定だ。

イベント情報

杉本博司+渋谷慶一郎 コラボレーションコンサート『ETRANSIENT』

2014年4月25日(金)
[1]17:00~
[2]19:00~
2014年4月26日(土)
[1]17:00~
[2]19:00~
会場:フランス パリ パレ・ド・トーキョー Salle 37
映像:杉本博司
音楽:渋谷慶一郎
定員:各回80名(予約不要、当日先着順)
杉本博司展覧会『AUJOURD'HUI, LE MONDE EST MORT[LOST HUMAN GENETIC ARCHIVE]/今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない』入場券の提示で鑑賞可能

(画像上:渋谷慶一郎、画像下:杉本博司)

  • HOME
  • Music
  • 杉本博司と渋谷慶一郎のコラボコンサートがパリで開催、渋谷は書き下ろし新曲披露

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて