装幀家・菊地信義の仕事を約300点で紹介、中上健次や古井由吉、澁澤龍彦らの著作展示

装幀家・菊地信義の作品を紹介する『装幀=菊地信義とある「著者50人の本」展』が、5月31日から神奈川・横浜の神奈川近代文学館で開催される。

1970年代前半から本の装幀に携わり、「本は読まれて初めて本になる」という持論のもと、これまでに数々の書籍を手掛けてきた菊地信義。同展では、文芸書を中心に菊地が装幀を担当した50作家の著作約300点を通して、「手にした触感から、人の心に劇や謎を喚起する装幀が理想」と語る菊地の装幀を紹介する。

展示されるのは、著作の多くを手掛けた中上健次や、私的にも親しい交流がある古井由吉、遺作『高丘親王航海記』を手掛けた澁澤龍彦をはじめ、吉本隆明、埴谷雄高、島田雅彦、中沢けい、唐十郎、遠藤周作らの著作や、吉増剛造、谷川俊太郎、入沢康夫、俵万智らの詩集・歌集、菊地が近年手掛けた大江健三郎、浅田次郎、柳美里、平野啓一郎、蜂飼耳、金原ひとみ、古川日出男、田中慎弥らの著作など。会場では、菊地が装幀を担当した書籍を実際に手に取ることのできるコーナーも設置される。

なお会期中は、菊地と親交の深い粟津則雄や菊地が出演する講演会のほか、活版印刷を体験できるワークショップなどの関連イベントも開催される。

イベント情報

『装幀=菊地信義とある「著者50人の本」展』

2014年5月31日(土)~7月27日(日)
会場:神奈川県 横浜 神奈川近代文学館
時間:9:30~17:00(入場は閉場の30分前まで)
休館日:月曜(7月21日は開館)
料金:一般400円 65歳以上、20歳未満および学生200円 高校生100円
※中学生以下無料

(画像上:埴谷雄高『光速者』 1979年 作品社、画像中:俵万智『サラダ記念日』 1987年 河出書房新社、画像下:大江健三郎『「おかしな二人組」三部作』特装版 2006年 講談社)

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