国内最大級の芸術見本市『アートフェア東京2015』、琳派のポップ性がテーマの特別展も

日本最大級のアートフェア『アートフェア東京2015』が、3月20日から3月22日まで東京・有楽町の東京国際フォーラム展示ホールで開催される。

今年で10回目の開催を迎える同イベント。今回は、「ノースウィング」「サウスウィング」の2エリアで構成される会場に、国内外30都市から初参加の26軒を含む約140軒のギャラリーや企業などが出展する。ノースウィングには、古美術や近現代の美術、工芸、応用美術などを扱う国内外のギャラリーが集結。サウスウィングには、主に現代美術を中心とするギャラリーが出展するほか、「いつの時代にも、どんなジャンルにも、芸術的実験がある」をコンセプトに、美術を軸に日本のクリエイティビティーを横断し、優れた作品やプロジェクトを2011年から紹介している特別企画セクション「アーティスティックプラクティス」が展開される。

特別企画は、今年で誕生から400年を迎える琳派と、1895年から開催されている『ヴェネチア・ビエンナーレ』にフォーカス。琳派の持つ「ポップ性」をテーマにした『琳派はポップ / ポップは琳派』では、金氏徹平、コシノジュンコ、しりあがり寿、染谷聡、中島克子、蜷川実花、山口藍、山本太郎、矢柳剛らの作品が展示される。また、1988年以降に『ヴェネツィア・ビエンナーレ』に参加した日本人作家を紹介する『多様性の中の現在』には、塩田千春、束芋、宮島達男、森万里子、森村泰昌、米田知子、田中功起、土屋信子の8作家、1970年から2000年までの間に日本館で紹介された日本人作家の作品を展示する『「もの派」から辿る20世紀』には、遠藤利克、小清水漸、菅木志雄、戸谷成雄、村岡三郎、関根伸夫、若林奮の作品が出品される。

会期中は、トークイベントなども多数行われる予定。関連イベントや出展ギャラリーの詳細については、オフィシャルサイトをチェックしよう。

イベント情報

『アートフェア東京2015』

2015年3月20日(金)11:00~21:00
2015年3月21日(土・祝)11:00~20:00
2015年3月22日(日)10:30~17:00
※全日入場は終了30分前まで
会場:東京都 有楽町 東京国際フォーラム 地下2階 展示ホール
料金:
1DAYパスポート2,000円(一般会期中の1日に限り自由に入退場が可能)
3DAYパスポート3,500円(一般会期中自由に入退場が可能)
※小学生以下無料(ただし大人同伴)
※前売は各500円引き

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