122年間続いた取り壊し間際の映画館で撮影、映画『シネマの天使』

映画『シネマの天使』が、10月31日から広島で先行公開、11月7日から全国で順次公開される。

老舗映画館「大黒座」の閉館を巡り、映画館で働く人々と観客の思い出が交錯する様を描く同作。取り壊される間際の広島・福山の映画館「シネフク大黒座」が撮影に使用され、閉館セレモニーや工事の様子などは実際に同映画館で撮影された映像が使用されている。また、館内の壁に観客が残した手書きのメッセージもすべて本物が撮影されているという。なお、シネフク大黒座は1892年に広島・福山に開館してから122年間にわたって営業され、3度の火災に見舞われながらも再建。2014年8月に閉館している。

監督と脚本を手掛けたのは『ラジオの恋』の時川英之。ヒロインの飛鳥を演じるのは『ももいろそらを』の藤原令子。大黒座で映画を見て育ったバーテンダーのアキラ役を映画『進撃の巨人』にアルミン役で出演する本郷奏多が演じるほか、謎の老人役にはミッキー・カーチス、女性支配人役を石田えりが演じる。さらに、出演者には阿藤快、岡崎二朗、安井順平、横山雄二、及川奈央が名を連ねている。

作品情報

『シネマの天使』

2015年10月31日(土)から広島で先行公開、11月7日(土)から全国順次公開
監督・脚本:時川英之
出演:
藤原令子
本郷奏多
ミッキー・カーチス
阿藤快
岡崎二朗
安井順平
横山雄二
及川奈央
石田えり
配給:東京テアトル

  • HOME
  • Movie,Drama
  • 122年間続いた取り壊し間際の映画館で撮影、映画『シネマの天使』

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて