古代から現代までの多彩な植物表現集う展覧会『芸術植物園』

展覧会『芸術植物園』が、8月7日から愛知・愛知県美術館で開催される。

同展では、科学と芸術の双方の領域で描かれた古代から現代までの様々な植物の表現を紹介。古代の植物文様、江戸時代の花鳥画、東西の本草学図譜、近代の植物写真、現代アートにおける植物表現といった多彩な作品が一堂に展示される。

また会場では、今村文、狩野哲郎、渡辺英司が同展のために制作した新作のインスタレーションも展示。さらに、幕末から明治にかけて活動した日本初の理学博士、伊藤圭介による本草学の資料が紹介される。

出品作家には、岩崎灌園、梅阪鶯里、小茂田青樹、恩地孝四郎、エミール・ガレ、北脇昇、菊畑茂久馬、パウル・クレー、柴田是真、島袋道浩、下郷羊雄、鈴木其一、須田悦弘、キキ・スミス、関根正二、田中訥言、ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボット、ヴォルフガング・ティルマンス、トーマス・デマンド、サイ・トゥオンブリー、中村岳陵、仁阿弥道八、平福百穂、藤島武二、カール・ブロスフェルト、堀江正章、三熊思孝、山本梅逸、渡辺崋山らが名を連ねている。

なお、会期中にはギャラリートークが行われるほか、8月29日には雑花園文庫主人の小笠原左衛門尉亮軒を講師に迎えた記念講演会が開催される。詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。


イベント情報

『芸術植物園』

2015年8月7日(金)~10月4日(日)
会場:愛知県 愛知県美術館
時間:10:00~18:00(金曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(9月21日は開館)、9月24日
料金:一般1,100円 高校、大学生800円
※中学生以下無料

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