実話をもとに「原爆乙女」を描く舞台『その頬、熱線に焼かれ』

On7の舞台『その頬、熱線に焼かれ』が、9月10日から東京・駒場東大前のこまばアゴラ劇場で上演される。

On7は、青年座、文学座、俳優座、演劇集団円、テアトル・エコーに所属する30代の女優7人が、新たな可能性を求めてプロデュース公演を行う演劇ユニット。2013年2月に上演された舞台『第0回公演 Butterflies in my stomach~ななつの音色で奏でる、大人のための絵本の時間~』を皮切りに、路上パフォーマンスやリーディングイベントなど多岐にわたる活動を展開している。

『その頬、熱線に焼かれ』は、1945年の8月に広島と長崎に投下された原子爆弾によって火傷を負い、顔や体に消すことの出来ない傷を負った「原爆乙女」と呼ばれる女性たちが、1955年にケロイド治療のために渡米したという実話をもとにした作品。

同作の演出を手掛けるのは、劇団チョコレートケーキの演出家・俳優の日澤雄介。脚本は、日澤と同じく劇団チョコレートケーキに所属する古川健が担当する。キャストには、On7のメンバー7人が名を連ねている。また、上演期間中にはアフタートークも予定されている。チケットは現在発売中だ。

イベント情報

『その頬、熱線に焼かれ』

2015年9月10日(木)~9月20日(日)全15公演
会場:東京都 駒場東大前 こまばアゴラ劇場
脚本:古川健
演出:日澤雄介
出演:
安藤瞳(青年座)
尾身美詞(青年座)
小暮智美(青年座)
渋谷はるか(文学座)
保亜美(俳優座)
宮山知衣(テアトル・エコー放送映画部)
吉田久美(演劇集団円)
料金:
前売 一般3,600円 初日・2日目割引3,200円
当日 一般4,000円 初日・2日目割引3,600円 大学生・専門学生2,800円 高校生以下2,000円

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