樹木希林が死刑囚と交流する謎の老婦に、永作博美主演の福岡発ドラマ

2015.11.29 Sun

ドラマ『いとの森の家』が、12月に九州・沖縄地方のNHK総合、全国のNHK BSプレミアムで放送される。

同作は、歌人で小説家の東直子による同名小説を原作にNHK福岡が制作した作品。子どもの頃の親友・咲子に呼ばれ、35年ぶりに福岡・糸島を訪れた主婦の加奈子が、かつて「命のこと」を教えてくれたおハルさんが姿を消したことを知り、彼女の足跡を追うというあらすじだ。

少女時代を糸島で過ごし、現在は東京で満たされない日々を送る主婦・加奈子を演じるのは永作博美。森の中の一軒家に1人で住み、秘密を抱えながら人知れず死刑囚と交流を続けていたおハルさん役を樹木希林、ある理由から加奈子を糸島に呼び寄せる咲子役を渡辺真起子、35年前に加奈子や咲子が通っていた習字教室の講師・中津を福岡出身の中村蒼が演じる。脚本は『かぐや姫の物語』の脚本を高畑勲監督と共に手掛けた坂口理子が担当している。

なお同作は前後編の2部構成。前編は12月4日に九州・沖縄地方のNHK総合、12月26日に全国のNHK BSプレミアム、後編は12月11日に九州・沖縄地方のNHK総合、12月27日に全国のNHK BSプレミアムで放送される。