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「中原佑介の眼」から辿る60~70年代の美術、『美術は語られる』展

『美術は語られる-評論家・中原佑介の眼-』展が、2月11日から千葉・佐倉のDIC川村記念美術館で開催される。

1931年に生まれた中原佑介は、戦後日本において針生一郎、東野芳明と並んで「美術評論の御三家」と呼ばれた美術評論家。2011年に逝去するまでに、美術評論に加えて『パリ・ビエンナーレ』『サンパウロ・ビエンナーレ』『ヴェネチア・ビエンナーレ』といった国際展のコミッショナーや、兵庫県立美術館館長、京都精華大学学長、国際美術評論家連盟会長を歴任するなど多岐にわたる活動を行なった。

同展は、中原の活動を通して1960年代から1970年代の美術がどのように日本で紹介され、評価されたかを振り返る展覧会。DIC川村記念美術館が所蔵する現代美術作品を中原の視点から捉え直して紹介するほか、中原が残した小品のコレクションから約40点を展示する。

会場は全4章で構成され、第1章では瀧口修造、岡本太郎ら戦前から活動していた作家の作品、第2章では河原温、高松次郎、中西夏之、赤瀬川原平ら中原と同世代の作家、第3章ではクリストとジャンヌ=クロードといった中原が日本に紹介した海外作家、第4章ではコンスタンティン・ブランクーシをはじめとする中原が評価した20世紀の「現代彫刻」の作家たちが紹介される。また中原と作家たちの姿を捉えた写真や、中原の著作も展示される。

イベント情報

『美術は語られる-評論家・中原佑介の眼-』

2016年2月11日(木・祝)~4月10日(日)
会場:千葉県 佐倉 DIC川村記念美術館

時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(3月21日は開館)、3月22日
料金:一般1,000円 学生・65歳以上800円 小中学生・高校生600円
※2月14日は DIC 株式会社の創業記念日のため入館無料

来日したハンス・リヒターを囲んで 1966年(左から瀧口修造、中原佑介、ハンス・リヒター)、撮影者不詳、ハンス・リヒターのサイン入り、中原佑介コレクション
来日したハンス・リヒターを囲んで 1966年(左から瀧口修造、中原佑介、ハンス・リヒター)、撮影者不詳、ハンス・リヒターのサイン入り、中原佑介コレクション
高松次郎『平面上の空間 No.849』1978年、DIC川村記念美術館 ©The Estate of Jiro Takamatsu, Courtesy of Yumiko Chiba Associates
高松次郎『平面上の空間 No.849』1978年、DIC川村記念美術館 ©The Estate of Jiro Takamatsu, Courtesy of Yumiko Chiba Associates
李禹煥『刻みより』1972年 中原佑介コレクション ©Lee Ufan
李禹煥『刻みより』1972年 中原佑介コレクション ©Lee Ufan
クリスト『囲まれた島々、フロリダ州マイアミ、ビスケーン湾のプロジェクト』1982年、中原佑介コレクション
クリスト『囲まれた島々、フロリダ州マイアミ、ビスケーン湾のプロジェクト』1982年、中原佑介コレクション
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