サカナクションが劇伴、河瀬直美×MIU MIU×安藤サクラの映像作品

サカナクションが、河瀬直美監督による短編映像作品『SEED』の劇中音楽を手掛けることがわかった。

『SEED』は、ファッションブランド「MIU MIU」のショートフィルムプロジェクト『MIU MIU WOMEN'S TALES』の第11弾として制作された作品。2011年からスタートした『MIU MIU WOMEN'S TALES』では様々な女性監督による「女性たちの物語」を描いた映像が公開されており、これまでにゾエ・カサヴェテス、エイヴァ・デュヴァーネイ、ヒアム・アッバス、ミランダ・ジュライ、アニエス・ヴァルダらが監督を務めている。

河瀬監督が手掛ける『SEED』は、奈良と新宿を舞台にした作品。少女が旅の途中で出会った少年にリンゴをもらい、やがてリンゴがホームレスの男性によってオーガンジーの生地と交換される、というあらすじだ。河瀬が「どちらかと言うと妖精のような、ミステリアスな存在」「素朴で原始的でありながら官能的」と評する安藤サクラが主人公の少女を演じている。

サカナクションが、映像作品の劇伴を担当するのは大根仁監督の映画『バクマン。』に続いて2作目。映画の世界観と音楽をリンクさせるため、ロケ地にもなった奈良公園内あるお堂・浮見堂でもレコーディングが行なわれた。

同作は、本日2月17日にニューヨークで初公開された後、8月から開催される『ヴェネチア映画祭』ヴェネチアデイズ部門「Giornate degli Autori」でも上映される予定。今後国内外の映画祭などでも上映されるという。

作品情報

『SEED』

2016年2月17日(水)に公開

監督・脚本:河瀬直美
音楽:サカナクション
出演:
安藤サクラ
兼松若人
ジジ・ぶぅ

  • HOME
  • Music
  • サカナクションが劇伴、河瀬直美×MIU MIU×安藤サクラの映像作品

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて