森万里子の作品がリオ五輪公式プログラムに認定、聖火リレーにも参加

森万里子の作品『Ring: One with Nature(リング・自然とひとつに)』が、8月に開幕するリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの公式文化プログラムに認定されることがわかった。

輪の形状をした立体作品『Ring: One with Nature(リング・自然とひとつに)』は、ブラジル・リオデジャネイロ州マンガラチバのムリキにある「花嫁のベール」と呼ばれる高さ約58メートルの滝の上に恒久展示。1日のうちに変化する太陽光の角度によって異なる輝きを見せる。ニューヨークの公益財団Faou Foundationが、「自然と人間の融和」をコンセプトに据えて6大陸にサイトスペシフィックな作品を設置するプロジェクトの一環で制作された。

森は同作について「今回の作品『Ring: One with Nature(リング・自然とひとつに)』は、象徴的な意味として、また、その存在として、人類と自然の調和のシンボルとなり、オリンピックの五輪にもうひとつの新しい輪を付け加えます。この作品『リング』は『Oneness』つまり自然とひとつになる和、そしてEternity(永遠性)とCompleteness(完全さ)を象徴しています」とコメントしている。

同作は8月5日のオリンピック開幕に先駆けて、8月2日に完成披露を予定。森はオリンピックに向けた聖火リレーにも参加する。

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