4時間超の大作記録映画『チリの闘い』、70年代チリの政治的緊張を映す

映画『チリの闘い』が9月10日から東京・渋谷のユーロスペースほかで公開される。

1970年代のチリにおける政治的緊張と社会主義政権の終焉を撮影、記録した同作。第1部「ブルジョワジーの叛乱」、第2部「クーデター」、第3部「民衆の力」の3部構成となっており、上映時間は4時間23分におよぶ。

監督は『光のノスタルジア』『真珠のボタン』のパトリシオ・グスマン。チリのサンティアゴに生まれ、スペインで映画演出を学んだグスマン監督は、1975年から1978年にかけて『チリの闘い』を撮影し、その後はスペインやフランスに移住して活動している。作家のイサベル・アジェンデの親族としても知られる元チリ大統領サルバドール・アジェンデを題材にしたドキュメンタリーなども発表している。

作品情報

『チリの闘い』

2016年9月10日(土)からユーロスペースほかで公開

監督・脚本:パトリシオ・グスマン
配給:ノーム

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