ヨーガン・レールの個展、石垣島のゴミを再生したランプなど約140点

展覧会『On the Beach ヨーガン レール 海からのメッセージ』が10月8日から青森の十和田市現代美術館で開催される。

1970年代から日本に移住したデザイナー、ヨーガン・レール。環境問題への関心から、手仕事を重視したブランド「Babaghuri」を設立し、衣服、テキスタイル、ジュエリーなどのデザインを手掛けた。2014年に沖縄・石垣島で死去。

同展の中心となるランプ作品は、沖縄にあるレールの別邸付近に打ち上げられたプラスチックゴミを素材に用いたもの。会場ではレール自身が撮影した浜辺の写真があわせて公開されるほか、太平洋の鳥の姿を通して自然破壊の現状を捉えたクリス・ジョーダンの写真・映像作品8点も出品。約140点が展開される。

レールは生前、ランプ作品の制作について「これは、ものを作ることを仕事にしている私の小さな抵抗です。それによって、この大量のゴミに目を向けてもらえるように。私はこれを自分の最後の仕事だと思っています」と意図を明かしていた。

なお期間中にはトークイベントなども予定されている。詳細は十和田市現代美術館のオフィシャルサイトを確認しよう。

イベント情報

『On the Beach ヨーガン レール 海からのメッセージ』

2016年10月8日(土)~2017年2月5日(日) 会場:青森県 十和田市現代美術館
時間:9:00~17:00(入場は閉館の30分前まで) 休館日:月曜、12月26日~1月1日 料金:600円 常設展とのセット券1,000円 ※高校生以下は無料
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