石内都の写真展『命の衣』、幼子への願いを込めた着物を写す作品群

石内都の個展『命の衣―百徳と背守り』が、11月5日から神奈川・鎌倉の鎌倉画廊で開催される。

2014年に『ハッセルブラッド国際写真賞』を受賞した石内都。これまでに、広島で被爆した人々の衣服や、メキシコの画家フリーダ・カーロの遺品を写した作品などを発表している。

同展では、江戸後期から昭和初期頃までに作られた幼児用の着物を撮影した作品群を公開。2014年に東京・京橋のLIXILギャラリーで発表された写真作品に加え、新たなプリントを含む約20点を展示する。同展の副題として用いられた「百徳」は、近隣の人々から集めた端切れを縫い合わせて子どもの成長を願う「百徳着物」を、「背守り」は着物の背中部分に魔除けとして施される刺繍をそれぞれ意味する。

イベント情報

石内都個展
『命の衣―百徳と背守り』

2016年11月5日(土)~12月18日(日) 会場:神奈川県 鎌倉 鎌倉画廊
時間:11:00~18:00 休廊日:月、火曜、祝日 料金:無料
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