マティスとルオーの友情辿る展覧会、直筆書簡や日本初公開作など約140点

『マティスとルオー展 ―手紙が明かす二人の秘密―』が、1月14日から東京・パナソニック 汐留ミュージアムで開催される。

国立美術学校で共に学び、晩年まで交流を持ったアンリ・マティスとジョルジュ・ルオー。同展では2つの世界大戦を含む約半世紀にわたって行なわれた文通の記録を軸に、2人の交流と画業を振り返る。会場は時期ごとに分かれた4章構成となり、異なる変遷を辿った2人の油彩画を中心に、デッサン、版画、挿絵本といった作品や手紙資料など、日本初公開のものを含む約140点を展示する。なお一部作品は展示替えが行なわれる。

期間中には1月14日に刊行予定の書簡集『マティスとルオー 友情の手紙』の編者を務めたジャクリーヌ・マンク(パリ市立美術館)による講演会や、山田五郎が登壇するトークイベントなどが開催される。詳細はパナソニック 汐留ミュージアムのオフィシャルサイトを確認しよう。

イベント情報

『マティスとルオー展 ―手紙が明かす二人の秘密―』

2017年1月14日(土)~3月26日(日) 会場:東京都 パナソニック 汐留ミュージアム
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで) 休館日:1月18日、1月25日、2月1日、2月8日、2月15日 料金:一般1,000円 65歳以上900円 大学生700円 中学・高校生500円 ※小学生以下、障害者手帳をご提示の方と付添者1名は無料
書籍情報

『マティスとルオー 友情の手紙』

2017年1月14日(土)刊行予定 編集:ジャクリーヌ・マンク 価格:3,780円(税込) 発行:みすず書房

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