蜷川幸雄一周忌追悼 『NINAGAWA・マクベス』日本公演含む世界ツアー

舞台『NINAGAWA・マクベス』の世界ツアーが6月から開催される。

蜷川幸雄が手掛けた『NINAGAWA・マクベス』はウィリアム・シェイクスピアの戯曲『マクベス』をもとに、セリフや人物設定を変えず、時代を日本の安土桃山時代に移した作品。1980年の初演以来、国内外で上演されており、蜷川は同作でヨーロッパデビューを飾った。2015年には約17年ぶりに再演された。

今回の世界ツアーは蜷川の生前から計画されており、昨年に蜷川が逝去したことから、一周忌の追悼公演として実施されることとなった。6月の香港公演を皮切りに、埼玉、佐賀、イギリスのロンドンとプリマス、シンガポールを巡る。埼玉公演は7月13日から埼玉・彩の国さいたま芸術劇場、佐賀公演は8月5日と6日に佐賀・鳥栖市民文化会館で上演。シンガポール公演の日時や会場は現時点では明らかになっていない。

今回ダンカン王を暗殺して王座に就く主人公・マクベスとその妻を演じるのは、2015年の再演時にも同役を演じた市村正親と田中裕子。魔女に自身の子孫が王になると予言されたことからマクベスに殺されるバンクォー役を辻萬長、ダンカン王役を瑳川哲朗、マクベス討伐を狙うマクダフ役を大石継太がそれぞれ演じる。埼玉公演のチケット販売は4月22日に開始される。

市村正親のコメント

稽古では幾多のダメ出しを受けて、公演に入り、最後、台本にサインをお願いしたら、「頑張った。蜷川幸雄」と書いてくれました。これからも自分が演じる背景には、常に蜷川さんの魂が傍にいるような気がします。『NINAGAWA・マクベス』で海外公演に一緒に行けないのは無念だけど蜷川魂をこの胸に抱き、乗り込みたいと思っています。マクベスを本場ロンドンでというとプレッシャーは普通なら感じるでしょうが、僕にはニーナがついている。胸を張って乗り込みたいと思っています!

田中裕子のコメント

『NINAGAWA・マクベス』の稽古場で蜷川さんは「忘れないで。僕はいつもここに居るから。ここから見てるから」と、おっしゃいました。あの稽古場でまた稽古を積み直し、市村さんのもと皆で、2017年の再演に向かいます。楽しみにしていらしたイギリス公演にも、蜷川さんと一緒に挑みたいと思います。

イベント情報

蜷川幸雄一周忌追悼公演
『NINAGAWA・マクベス』

演出:蜷川幸雄 作:ウィリアム・シェイクスピア 出演: 市村正親 田中裕子 辻萬長 大石継太 瑳川哲朗 石井愃一 中村京蔵 青山達三 竪山隼太 清家栄一 間宮啓行 手塚秀彰 飯田邦博 塚本幸男 神山大和 景山仁美 堀文明 羽子田洋子 加藤弓美子 堀源起 周本絵梨香 手打隆盛 秋元龍太朗 市川理矩 白川大 續木淳平 鈴木真之介 高橋英希 後田真欧 五味良介 西村聡 岡本大地 牧純矢 山崎光 ※牧純矢と山崎光はダブルキャスト 香港公演 2017年6月23日(金)~6月25日(日)全3公演 会場:香港 香港文化中心 大劇院 埼玉公演 2017年7月13日(木)~7月29日(土)全19公演 会場:埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール 料金:S席12,000円 A席9,000円 佐賀公演 2017年8月5日(土)、8月6日(日) 会場:佐賀県 鳥栖市民文化会館 ロンドン公演 2017年10月5日(木)~10月8日(日) 会場:イギリス ロンドン バービカン・シアター プリマス公演 2017年10月13日(金)、10月14日(土) 会場:イギリス プリマス プリマス王立劇場
  • HOME
  • Stage
  • 蜷川幸雄一周忌追悼 『NINAGAWA・マクベス』日本公演含む世界ツアー

Special Feature

coe──未来世代のちいさな声から兆しをつくる

ダイバーシティーやインクルージョンという言葉が浸透し、SDGsなど社会課題の解決を目指す取り組みが進む。しかし、個人のちいさな声はどうしても取りこぼされてしまいがちだ。いまこの瞬間も、たくさんの子どもや若者たちが真剣な悩みやコンプレックス、生きづらさを抱えながら、毎日を生きている。

記事一覧へ

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて