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星野源が前科者役で主演 シェアハウス舞台のドラマ『プラージュ』

『連続ドラマW プラージュ』
『連続ドラマW プラージュ』

『連続ドラマW プラージュ』が今夏にWOWOWで放送される。

同作は、軽い気持ちで覚せい剤を使用して逮捕され、前科者になってしまったさえない男・吉村貴生が主人公。職場を解雇され、火事で住む部屋を失った貴生が、様々な過去を背負う人々が集まるシェアハウス「プラージュ」で暮らし始め、住人たちが起こす様々な騒動に巻き込まれる、というあらすじだ。

旅行代理店の営業社員だった32歳の主人公・貴生役を演じるのは星野源。監督は映画『バースデーカード』の吉田康弘が務める。原作は『ストロベリーナイト』『武士道セブンティーン』などの作品を発表している誉田哲也の小説『プラージュ』。

星野は自身が演じる貴生について「自分が演じる登場人物史上、最もだらしなくてダメな人だと思います(笑)」とコメント。また「素晴らしいキャストのみなさんと共に、刺激的かつ楽しい作品を届けられるよう頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。

また原作者の誉田は星野について「ミュージシャンとしてのご活躍はよく存じ上げておりますし、穏やかで優しそうな雰囲気は...あまりいい言い方ではないかもしれませんが、主人公の貴生にぴったりかなと」と太鼓判を押している。

星野源のコメント

自身が演じる吉村貴生の印象について
貴生は、自分が演じる登場人物史上、最もだらしなくてダメな人だと思います
(笑)。脚本を読んでいる時も「この人苦手だなあ」と声に出しながら読んでいました。でも3話あたりからやっとその魅力がわかるようになり、妙に好きになってきている自分がいます。不思議な役だと思います。

台本を読んだ感想
心に秘密や傷を抱えた登場人物がたくさん出てきますが、それぞれどうしようもなく人間的で魅力的で素敵だと思いました。シリアスさの中にもユーモアがあって、とても面白い作品だと感じました。

視聴者へのメッセージ
素晴らしいキャストのみなさんと共に、刺激的かつ楽しい作品を届けられるよう頑張りたいと思います。何卒よろしくお願いします。

吉田康弘監督のコメント

同作の監督を務めることが決まった時の感想
犯罪自体をドラマチックに描くのではなく、かつて犯罪を犯した人たちが、どのように生きていくか、やり直すことができるか、というテーマに強く惹かれました。連続ドラマらしい縦軸があり、スポットが当たる人物が入れ替わる群像劇でもあります。重厚な社会派でありながらユーモアを併せ持つ希有な題材に、大変やりがいを感じております。

ドラマを通して伝えたいこと、どのようなドラマに作り上げたいと思っているか
この物語を“ドラマの中の世界”に留めるのではなく、“現実と地続きの世界”であると思っていただけるよう、細部のリアリティに拘りたいと思っています。皆さんがお住まいの街にもプラージュのようなシェアハウスがあるかもしれません。社会のレールから外れてしまった人々を“あっち側の世界の人”“自分とは交わることのない人”と切り離すのではなく、隣人として興味を持っていただけるよう、血の通ったドラマに仕立てたいと思っています。

星野源への期待
以前からご一緒したいと思っていた星野源さんに、貴生を演じてもらうことができ、大変嬉しく思っています。貴生の言葉を通して、視聴者に問いかけることができるメッセージがたくさんあります。星野さんが持ってらっしゃる誠実さや愛嬌が、貴生と融合すれば、きっと素晴らしいものになると確信しております。

視聴者へのメッセージ
原作にある社会派としての『重み』と、星野源さんを主演にお迎えした『強み』『面白み』を活かして、スタッフ・俳優の全員で力を合わせて挑みます。目の肥えたWOWOW視聴者の皆さんを唸らせるような快作ドラマに仕上げますので、どうぞ楽しみに待っていて下さい。

誉田哲也のコメント

原作のドラマ化が決まった感想
まず、早かったなと。それが一番ですね。ドラマWでは以前「ヒトリシズカ」をやっていただいているので、そういった意味での信頼というか、安心感はありました。この「プラージュ」は、私のミステリー作品の中では、珍しくグロテスクなシーンがないので、そういう面での撮りやすさはあるだろうと思います。一方、非常に重いテーマを含む作品でもあるので、難しさも同時にあるかなと。

主演の星野源の印象について
ミュージシャンとしてのご活躍はよく存じ上げておりますし、穏やかで優しそうな雰囲気は...あまりいい言い方ではないかもしれませんが、主人公の貴生にぴったりかなと。不安といえば、直前のドラマとテーマソングがメガヒットだったじゃないですか。その影響で忙しくなり過ぎて、出演していただけないんじゃないかと、勝手にヒヤヒヤしてました。そんなこと、関係者の方から、ひと言も聞いたわけじゃないんですけどね。

台本を読んだ感想、ドラマに期待すること
たいていの作品がそうなのでしょうが、私の小説は特に、そのままでは映像化できない部分が必ずあるんです。台本では、それを上手く解決しつつ、さらに別の要素を加えることによって、ドラマならではの見所にもなっているので、今から観るのが楽しみです。

視聴者のへのメッセージ
基本的には、ハートウォーミングな人間ドラマだと思います。ただ、中心となるテーマには重いものがあるので、観終って...そうですね、それぞれの日常に戻ってから、このドラマのことを思い出したときに、自分はどうかなって、考えるきっかけにしてもらえたら嬉しいです。正解はないんです。それぞれが、この現実社会とどう向き合うか。それを考え続けることが、ひょっとしたら、唯一の正解なのかもしれません。

誉田哲也『プラージュ』表紙(幻冬舎)
誉田哲也『プラージュ』表紙(幻冬舎)
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