
中島晴矢の個展『麻布逍揺』が、6月2日から東京・六本木のSNOW Contemporaryで開催される。
1989年に神奈川・多摩ニュータウンに生まれた中島晴矢。これまでに多摩ニュータウンを舞台にプロレスを繰り広げる映像作品『バーリ・トゥード in ニュータウン』や、福島・小名浜を歩く『浦島現代徘徊潭』といった作品を発表しており、美術家としての活動のほか、DOPE MEN名義でヒップホップユニット・Stag BeatのMCを務めている。
『麻布逍揺』では、中島が中学・高校時代を過ごしたという東京・麻布を題材にした新作を展示。同地区を舞台にした古典落語『井戸の茶碗』をベースに、街中を歩く姿を提示する作品になるという。ゲストキュレーターとして青木彬が参加している。
会期中の6月4日には、松蔭浩之と中島による『現代美術寄席』、6月18日には宮台真司と中島による『麻布が映した東京』が開催。詳細はSNOW Contemporaryのウェブサイトをチェックしよう。