國府理『水中エンジン』再制作を試みる展示企画 作品点検中に落命の美術家

『國府理 水中エンジン redux』展が、7月4日から京都・けあげのアートスペース虹で開催される。

1970年に京都で生まれ、2014年に展示作品の点検中の事故により44歳で逝去したアーティストの國府理。愛用していた軽トラックのエンジンを水中に沈め、稼働させる作品『水中エンジン』などを発表した。

同展は、キュレーターの遠藤水城の呼びかけにより組織された『國府理「水中エンジン」再制作プロジェクト』実行委員会が主催。頻繁なメンテナンスが必要で、部品がほとんど残っていない『水中エンジン』の再制作が試みられる。なお同プロジェクトのメンバーには遠藤、ヤノベケンジ、白石晃一、はがみちこ、高嶋慈らが名を連ねている。

会期中には、京都の各所で浅田彰、椹木野衣、中川裕貴、松本晃、白石、遠藤、はが、高嶋らが出演するイベントを開催。詳細は同プロジェクトのオフィシャルサイトで確認しよう。

イベント情報

『國府理 水中エンジン redux』

2017年7月4日(火)~7月30日(日)
前期:2017年7月4日(火)~7月16日(日) 後期:2017年7月18日(火)~7月30日(日) 会場:京都府 けあげ アートスペース虹 時間:11:00~19:00(7月16日、 7月30日は18:00まで) 休廊日:月曜 料金:無料
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