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H・D・スタントン最後の主演作『LUCKY』来年公開 リンチの追悼コメントも

『LUCKY(原題)』
『LUCKY(原題)』

映画『LUCKY(原題)』が2018年に東京・渋谷のアップリンクで公開される。

砂漠の外れの街に暮らす90歳の無神論者ラッキーと、風変わりな仲間たちとの日々を描いた同作。人生の終わりが近づいていることに気づいたラッキーが「悟り」を求めて自分探しを始めるというあらすじだ。

ラッキー役を演じたのは、『パリ、テキサス』『レポマン』『ツイン・ピークス』などに出演し、9月15日に91歳で逝去したハリー・ディーン・スタントン。同作はスタントンにとって最後の主演作となった。

共演者は、ラッキーの友人役として出演している映画監督のデヴィッド・リンチをはじめ、ロン・リビングストン、エド・ベグリー・ジュニア、トム・スケリット、ベス・グラント、ジェイムズ・ダレン、バリー・シャバカ・ヘンリーら。監督は、俳優のジョン・キャロル・リンチが務めた。アメリカでは9月29日に公開。

ジョン・キャロル・リンチ監督はスタントンの死を受けて自身のTwitterで「私は幸運にもハリーの最後の演技を、絶妙なディテールまで間近で見ることができた。ここ2年間はその1秒1秒を何度も何度も、何時間も、何日も、何週間も、何か月も見てきた。この上ない贈り物だった」とコメント。

またデヴィッド・リンチは『ツイン・ピークス』のTwitterアカウントに「彼は偉大な俳優だった(偉大を超えてた)、そして偉大な人間だった。彼と一緒にいられて最高だった!!!君がいなくなって本当にさびしくなるよ、ハリー・ディーン!!!君が今どこにいるとしても、たくさんの愛を贈るよ!!!」とのコメントを寄せている。

ジョン・キャロル・リンチ監督のコメント

私は幸運にもハリーの最後の演技を、絶妙なディテールまで間近で見ることができた。ここ2年間はその1秒1秒を何度も何度も、何時間も、何日も、何週間も、何か月も見てきた。この上ない贈り物だった。演技をしている彼は素晴らしい。
しかし彼はこれまでしてきたことすべてにおいて素晴らしかった。
そして人として、彼は唯一無二だった。おもしろくてお茶目、聡明で怒れる男、愛に溢れ優しく、いつも、いつだって美しかった。
もっと言いたいことはあるけど、今は彼の人生や作品を祝福し、彼が残していった愛する人々にハグを。
ありがとう、ハリー・ディーン。ありがとう、ハリー・ディーン。ありがとう。

デヴィッド・リンチのコメント

偉大なハリー・ディーン・スタントンがいなくなってしまった。偉大な人がどこかへ行ってしまった。ハリー・ディーンみたいな人は他にいない。みんな彼のことが大好きだった。それも当然だ。彼は偉大な俳優だった(偉大を超えてた)、そして偉大な人間だった。彼と一緒にいられて最高だった!!!君がいなくなって本当にさびしくなるよ、ハリー・ディーン!!!君が今どこにいるとしても、たくさんの愛を贈るよ!!!

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