日本舞台の米アニメ映画『KUBO​​』吹替声優にピエール瀧、川栄李奈ら

11月18日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開されるアニメーション映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』の日本語吹き替え版声優が発表された。

同作は、『ティム・バートンのコープスブライド』『コララインとボタンの魔女』などを製作したスタジオライカによる日本を舞台にしたストップモーションアニメーション。三味線の音色で折り紙に命を与え、意のままに操る不思議な力を持つ少年クボが、闇の魔力によって失った父母の仇を討つ準備を進めるなかで、やがて自身が執拗に狙われる理由が母がかつて犯した罪にあることを知るというあらすじだ。監督は黒澤明や宮崎駿から影響を受けたというトラヴィス・ナイト。

今回発表された吹き替え版の声優陣は、弓の名手・クワガタ役のピエール瀧、闇の姉妹役の川栄李奈、クボ役の矢島晶子、サル役の田中敦子、月の帝役の羽佐間道夫。また日本語吹き替え版の主題歌は吉田兄弟が担当し、The Beatlesの“While My Guitar Gently Weeps”を三味線でカバーする。

ピエール瀧は「ライカにしか出来ない魔法を、今回の『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』で体験できます。魔法がかかったこの映像世界を是非楽しみにしてください」とコメント。また川栄李奈は「“闇の姉妹”という役は、映画の中で一番怖くて不気味。初めて、ここまで直球の悪役だったので、自分なりの“怖さ”や“恐ろしさ”を頑張りました。元々ホラー映画が大好きなので、怖いキャラ自体はとってもテンションがあがりました(笑)!」とコメントを寄せている。

ピエール瀧のコメント

今作のオファーはとにかく嬉しかったです。元々ストップモーションアニメーションが好きで、各国の様々な映画を観ていましたが、昨今では特に今回のライカ製作『コララインとボタンの魔女』が凄すぎて大好きでした。想像を超える技術を持ったライカのアニメーションはとにかく別格で、全ての映像、演出において妥協せず、最高のものを届けるためにその環境を作っているライカの懐の深さに感動を覚えますし、リスペクトしています。今回の作品に参加することによって、そのライカの一員になれた事を光栄に思っています。
また、日本文化の描写が本当に素晴らしいです。入念な日本の研究によって、細部まで丁寧に日本を再現しています。素直に日本人には絶対見てほしい作品だと思っています。
ライカにしか出来ない魔法を、今回の『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』で体験できます。魔法がかかったこの映像世界を是非楽しみにしてください。

川栄李奈のコメント

普段からアニメを見るのが大好きなので、オファーをもらったときには大喜びしました!声のお芝居の経験が少ないので緊張しましたが、楽しく演じさせてもらいました。“闇の姉妹”という役は、映画の中で一番怖くて不気味。初めて、ここまで直球の悪役だったので、自分なりの“怖さ”や“恐ろしさ”を頑張りました。元々ホラー映画が大好きなので、怖いキャラ自体はとってもテンションがあがりました(笑)!この映画のストップモーションの技術はとにかく驚きの連続です。どのシーンも信じられないくらい綺麗なので、私ももう一度見たいと思っていますし、皆さんにもこの感動を是非劇場で味わっていただきたいです。
あと、ヒール役の闇の姉妹にも少し注目していただけると嬉しいです!

作品情報

『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』

2017年11月18日(土)から新宿バルト9ほか全国公開
監督:トラヴィス・ナイト 声の出演: アート・パーキンソン シャーリーズ・セロン マシュー・マコノヒー ルーニー・マーラ レイフ・ファインズ 配給:ギャガ株式会社
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