奥山由之が「ある村」の日常写す約70点 新作展『As the Call, So the Echo』

奥山由之の個展『As the Call, So the Echo』が、11月18日から東京・竹芝のGallery 916で開催される。

1991年生まれの写真家、映像作家の奥山由之。ファッション誌をはじめ、CDジャケット、広告、映像など幅広い分野で活動している。2011年に『第34回写真新世紀』優秀賞、昨年に『第47回講談社出版文化賞』写真賞を受賞。

同展では、奥山由之がある村の日常を切り取った新作約70点を4章構成で紹介。写真家として6年のキャリアを経た奥山が、ある時から止まってしまったという「写真の持つ気配」を、もう一度再生させるきっかけとなった村が舞台となる。併設の展示室Gallery 916 smallでは映像作品の上映も行なわれる。

11月25日には写真家の上田義彦、12月10日には写真評論家の飯沢耕太郎をゲストを招いたトークセッションも開催。なお同展の開催にあわせて、同名の写真集も出版される。ギャラリーのオフィシャルサイトには奥山が展覧会に寄せたステートメントが掲載中だ。

イベント情報

奥山由之
『As the Call, So the Echo』

2017年11月18日(土)~12月24日(日) 会場:東京都 竹芝 Gallery 916
時間:11:00~20:00(土、日曜、祝日は18:30まで) 休廊日:月曜(祝日は開廊) 料金:一般800円 大学生・60歳以上500円 高校生300円  ※中学生以下無料
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