破綻した夫婦と「愛せない息子」 ロシア鬼才の新作映画『ラブレス』

映画『ラブレス』が4月7日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開される。

同作はすでに別々のパートナーを持ち、新しい幸せを求める離婚協議中の夫婦の姿を描く作品。新たな生活に息子のアレクセイを必要としない2人が、息子を押し付け合って激しい口論をした翌朝にアレクセイが失踪する、というあらすじだ。今年5月の『第70回カンヌ国際映画祭』で審査員賞を受賞したほか、12月11日にラインナップが発表された『第75回ゴールデン・グローブ賞』では外国語映画賞にノミネートされた。

メガホンを取ったのは初長編『父、帰る』で『ヴェネチア国際映画祭』の金獅子賞、『裁かれるは善人のみ』で『カンヌ国際映画祭』脚本賞を受賞したロシアの映画監督アンドレイ・ズビャギンツェフ。

作品情報

『ラブレス』

2018年4月7日(土)から新宿バルト9ほか全国公開
監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ 脚本:オレグ・ネギン 出演: マルヤーナ・スピヴァク アレクセイ・ロズィン ほか
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