ロロ新作公演『マジカル肉じゃがファミリーツアー』 初期作を大幅リライト

ロロの舞台『マジカル肉じゃがファミリーツアー』が、1月12日から神奈川・横浜のKAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで上演される。

『マジカル肉じゃがファミリーツアー』は、2010年に初演されたロロの舞台『旅、旅旅』に大幅な書き直しを加えた新作公演。昨年に上演された『BGM』『父母姉僕弟君』に続く「旅シリーズ」の第3弾となり、原風景を巡る旅と家族の物語になるという。

脚本と演出を三浦直之が手掛け、美術を杉山至(青年団)と中村友美、衣装を臼井梨恵(モモンガコンプレックス)が担当。出演者にはロロの板橋駿谷、亀島一徳、篠崎大悟、島田桃子、望月綾乃、森本華に加え、猪俣三四郎(ナイロン100℃)、北川麗(中野成樹+フランケンズ)、宮部純子(五反田団、青年団)が名を連ねる。

チケットは現在販売中。詳細はロロのオフィシャルサイトをチェックしよう。またライターのもてスリムによる出演者インタビューなどを掲載した『ロロマジ肉マガジン』が現在noteで公開中だ。

三浦直之(ロロ)のコメント

「BGM」「父母姉僕弟君」と続いた旅の物語のひとまずの終着点が「マジカル肉じゃがファミリーツアー」です。
元になってる「旅、旅旅」は2010年に上演しました。その頃はまだ演劇のことをよくわかっていなくて(いまだってよくわかっていないけど)どうやったら演劇になるんだろうなあとアレコレ試して失敗しながら作ってました(いまだってアレコレ試して失敗しながら作ってるけど)。
家があって、家の中に家族とか家具とか食べ物があって、それらに全然違う名前を与えてみる。そしたら舞台上にほんの束の間だけ、それまで見たことのない景色が弱々しく立ち上がる瞬間がたまにあって、その頼りない景色の中をフラフラと渡り歩きながら旅をして
いく。たしかそんな演劇を作ろうとしていた気がします。
「マジカル肉じゃがファミリーツアー」は8割以上を新たに書きおろすので(10割かも)ほとんど別の作品といってもいいかもしれません。でも「旅、旅旅」を書き直すんじゃなくて、「旅、旅旅」の言葉や景色は消さずに保存したまま、ひたすら上書きをしていくように作っていけたらいいなと夢みてます。
まずは、これ以上寒くなるまえにみんなでピクニックに行きたいですね。

作品情報

ロロ
『マジカル肉じゃがファミリーツアー』

2018年1月12日(金)~1月21日(日)全12公演 会場:神奈川県 横浜 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
脚本・演出:三浦直之 出演: 板橋駿谷 亀島一徳 篠崎大悟 島田桃子 望月綾乃 森本華 猪俣三四郎(ナイロン100℃) 北川麗(中野成樹+フランケンズ) 宮部純子(五反田団、青年団) 料金: 前売 一般4,000円 25歳以下3,000円 高校生以下1,000円 当日 一般4,500円 25歳以下3,500円 高校生以下1,000円
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