大正イマジュリィと東京の商業デザインを紹介 『大正モダーンズ』展

『大正モダーンズ~大正イマジュリィと東京モダンデザイン~』展が、6月8日から東京・日比谷図書文化館で開催される。

同展では、マスメディアの発達や印刷技術に革新が起きた大正から昭和初期に生み出された書籍、雑誌、パンフレット、絵はがき、広告といった大衆向け複製印刷物「イマジュリィ」を展示。あわせて、同時代に銀座をはじめとした東京を中心に発展した映画、演劇、音楽、カフェ、モダンファッションなどに関わった商業デザインを取り上げる。

展示作品は、日本のモダンデザインの第一人者である杉浦非水が大正時代に手掛けたデザインの図案やタバコのパッケージデザイン、画家の竹久夢二や小村雪岱らが装丁や挿絵を手掛けた書籍、雑誌など。大正当時にモダンファッションの先端だった高畠華宵の展示では、デパートや化粧品の広告、マッチラベルなどに描かれた女性像を通じて、大正から昭和にかけて隆盛したファッションやライフスタイルを、東京を中心に紹介する。

会期中はギャラリートーク、講演会、ワークショップを開催。また連動企画として、大正時代の竹久夢二のデザインを紹介する展覧会『夢二繚乱』が5月19日から東京・東京ステーションギャラリーで、同館と千代田区の共催によって行なわれている。

イベント情報

『大正モダーンズ~大正イマジュリィと東京モダンデザイン~』

2018年6月8日(金)~ 8月7日(火) 会場:東京都 日比谷図書文化館 1階特別展示室
時間:10:00~20:00(土曜は19:00、日曜・祝日は17:00まで、入室は閉室の30分前まで) 休館日:6月18日、7月16日 料金:一般300円 大学生・高校生200円 ※千代田区民、中学生以下、障害者手帳をお持ちの方および付き添いの方1名は無料
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