若き肖像画家と依頼主の妻との愛を描く 映画『チューリップ・フィーバー』

映画『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』が、10月6日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開される。

同作の舞台は、チューリップの希少な品種の球根1個が邸宅1軒分の価値に相当し、世界最古の経済バブルとして知られる「チューリップバブル」がピークを迎えていた17世紀のオランダ。親子のように年の離れた裕福なコルネリスと結婚したソフィアは、コルネリスが肖像画を依頼した無名の画家のヤンと恋に落ちるが、ヤンが2人の未来のために希少なチューリップの球根に全財産を投資したことから思わぬ運命が立ちはだかるというあらすじだ。「フェルメールの絵画の世界を小説にしたい」という原作者の思いから生まれた小説を『ブーリン家の姉妹』のジャスティン・チャドウィック監督が映画化した。

孤児となり修道院で育ったソフィア役にアリシア・ヴィキャンデル、ヤン役にデイン・デハーン、コルネリス役にクリストフ・ヴァルツ、チューリップを栽培する修道院の院長役にジュディ・デンチがキャスティング。脚本は原作者のデボラ・モガーと『恋におちたシェイクスピア』で『アカデミー賞』脚本賞を受賞したトム・ストッパードが手掛けた。原題は『Tulip Fever』。あわせてポスタービジュアルが公開された。

作品情報

『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』

2018年10月6日(土)から新宿バルト9ほか全国で公開
監督:ジャスティン・チャドウィック 脚本:デボラ・モガー、トム・ストッパード 原作:デボラ・モガー 出演: アリシア・ヴィキャンデル デイン・デハーン ジュディ・デンチ クリストフ・ヴァルツ 上映時間:105分 配給:ファントム・フィルム
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