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猟奇殺人追う不眠症の刑事と精神病院の入院患者 日中合作スリラー『心魔師』

『心魔師』 ©2018索斯光影(北京)影視文化伝媒有限会社
『心魔師』 ©2018索斯光影(北京)影視文化伝媒有限会社

映画『心魔師』が、10月27日に新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。

同作は中国のプロデューサー・劉雨星が長年温めてきた企画をもとに、映画監督の今野恭成と、今野と東京藝術大学大学院映像研究科時代の同期だった中国のプロデューサー・張丹妮が制作した、日中合作のサイコサスペンス映画。主人公の刑事・今村修平役を生津徹、ヒロインの安藤夕子役を真崎かれんが演じる。

血液凝固を止める薬品を注射して失血死させる猟奇殺人事件の捜査のために訪れた精神病院で入院患者の夕子と出会った刑事・今村が、怪しげな入院患者や医師、看護師に疑惑の目を向ける中、犠牲者が続出し、やがて「この病院に殺人鬼がいるんです……」という電話が入る、というあらすじだ。

今回の発表とあわせて、監督と出演者からコメントが到着。今野監督は「思いがけず中国の方々と映画を制作することになりました。日本の片田舎で起こる連続殺人事件を自由にアプローチをさせていただき、感謝しています。小道具の一つ、画の色の一つにいたるまで、二つの文化が溶けあった奇妙な映画を楽しんでもらえればと思います」とコメント。生津は「この作品で、“人”というものの、“心”というものの怖さを、ゾクっとするくらい感じました」と明かしている。

今野恭成監督のコメント

思いがけず中国の方々と映画を制作することになりました。日本の片田舎で起こる連続殺人事件を自由にアプローチをさせていただき、感謝しています。小道具の一つ、画の色の一つにいたるまで、二つの文化が溶けあった奇妙な映画を楽しんでもらえればと思います。

生津徹のコメント

この作品で、“人”というものの、“心”というものの怖さを、ゾクっとするくらい感じました。やっぱり、どこかで人って人を必ず求めて、それが意識的であれ、無意識であれ、そういう“人と一緒にいる”ってことはすごく大切なことだなって思いました。それは今村にとっては夕子。夕子にとっては今村。それは決して恋人とか家族とかではないけれども、ある人がいることによって、人間は“ああ生きていけるんだな”っていう事を演じながらすごく感じました。

真崎かれんのコメント

私が演じた夕子は病院の中でずっと暮らしています。孤独だろうなと思うけど、それを表面には出さず、会う人たちみんなに嬉しそうな態度で接するところが私は好きです。でもそれが逆に可哀想だなと思ったりもします。私はそんな夕子が悲しいなと思いながら演じましたので、そういったところ観て頂けたらと思います。そしてこの映画はあまり説明的なところが無いので、観た人はそれぞれ違う捉え方をすると思います。なので、観終わった後にみなさんで話してもらい、それぞれの違った感じ方を楽しんでもらえたらと思います。更に二度観るとまた違うと思います。

柳憂怜のコメント

この『心魔師』という映画は、中国のプロデューサーが暖めていた企画を日本を舞台にして日本人の若い監督とスタッフやキャストたちとで一緒に作りました。でも、国はどこであろうとも関係無く、いろいろなことにチャレンジし、前に進もうとあがいている、そんな人たちが集まって作った作品です。そんな映画がどんなふうにお客さんの目に届くのか、どんな結果をもたらすのか、どんなふうに広がって行くのかが楽しみです。そしてこの作品をスタート地点として今後スタッフやキャストのみんながどう活躍するか期待したいです。

阿部翔平のコメント

私は谷という医師がよくわからないまま演じました。谷の人となりがよく見えないというか、現実感が薄い人というか。だからあまり現実的にみえないように演じました。自分ではそのアプローチが良かったのかどうかですら、まだわかっていません。ただただ今野監督の指示のもとこの役を全うしました。観た人から「谷っぽい」「谷っぽくない」と言われたら、どちらも「そうかも」と思うし、良いと思ってくれるのなら「どこが良い?」と逆に聞いてみたいです。出来上がった映画を観ると谷が作品の雰囲気に溶け込んでいて非常に心地よい気持ちになりました。

『心魔師』 ©2018索斯光影(北京)影視文化伝媒有限会社
『心魔師』 ©2018索斯光影(北京)影視文化伝媒有限会社
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