大橋裕之『音楽』の長編アニメ映画化応援企画が「Makuake」で始動

大橋裕之の漫画『音楽』の長編アニメーション映画化に向けた資金募集が、クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」で行なわれている。

2005年に自費出版された大橋裕之の漫画『音楽』は、楽器を触ったこともない不良学生たちが思いつきでバンドを組むところから始まる作品。2009年に刊行された単行本『音楽と漫画』に収録の『音楽』をもとにしたアニメ化は、2012年に岩井澤健治監督、プロデューサーの松江哲明らによって発表され、制作が続けられてきた。

目標金額は350万円。「All or Nothing」方式となるクラウドファンディングで集まった資金は、2019年の作品完成を目指して映像完成に必要な作画や美術、仕上げ、編集、撮影のために使用される。さらに目標金額に達した場合はストレッチゴールとして最終目標金額は500万円となり、キャストや音楽、音響、宣伝のために使用。

金額に応じたリターンには、本編映像内の背景ポスターまたは看板に「社名」「店名」「団体名」などを登場させることができる権利や、「漫画のキャラクター」または「劇中のアニメキャラクター」として登場する権利、打ち上げ参加権、上映報告イベント参加権、エンドロールへの名前の掲載などを用意。詳細はMakuakeのプロジェクトページで確認しよう。

岩井澤健治監督のコメント

6年間を振り返ってみると自分でも引くぐらい、相当長かったですが、ようやく完成が見えかけてきました。あともう少しなのですが、ここからもう一山あると思います。素手で登ろうとしましたが、ちょっと待てと止められました。ここまで意地になって頑張ってきましたが、最後は皆様のお力を借りて完成まで確実なルートを辿って行こうと決めました。この6年間で精根尽き果て気味ですが、作品の完成を皆様と一緒に見届けられたらと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

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