佐藤二朗がジャック・ブラックの声、『ルイスと不思議の時計』吹替入り特報

映画『ルイスと不思議の時計』の吹き替えキャストが発表された。

10月12日から公開される同作は、両親を亡くしたルイスが、二流魔法使いである叔父のジョナサンと一流魔女のツィマーマンと共に、自身の住む屋敷に隠された「世界を破滅へと導く時計」を探し当て、世界を救おうとするというあらすじ。

ルイスと共に古い屋敷に住む魔法使いのジョナサン役をジャック・ブラック、ルイスとジョナサンの隣人で魔女のツィマーマン役をケイト・ブランシェットが演じる。

吹き替えキャストとして発表されたのは、ジャック・ブラック演じるジョナサンの声を担当する佐藤二朗。「威厳がありそうで実はポンコツ」というジョナサンのキャラクターを演じるのに適役という理由から佐藤にオファーがあったという。佐藤が実写の洋画で吹替を担当するのは初めて。

ジャック・ブラックの吹替を担当することについて佐藤は、「僕は、ジャック・ブラックさんを『スクール・オブ・ロック』で拝見してすごく良い俳優さんだと思っていたので、光栄だと思ってやりました。ジャック・ブラックさんだから特に何か工夫したということはなく、ジャック・ブラックさんの芝居を見て、感じて、そのままやりました」とコメント。

発表にあわせて佐藤による吹替入りの特報映像が公開された。

佐藤二朗のコメント

子供の時、テレビで夜に洋画を放送していたのですが、その時は吹替を観ていて、吹替でない洋画を初めて観たのは高校を過ぎたくらいでした。当時DVDは無かったし、レンタルビデオ屋さんも無かったので、洋画を観るとなるとテレビで夜やっていた「ゴールデン洋画劇場」や「日曜洋画劇場」の吹替でした。それで夢中になった声優さんもいたので、今回は嬉しいな、光栄だなと思いました。
僕は、ジャック・ブラックさんを『スクール・オブ・ロック』で拝見してすごく良い俳優さんだと思っていたので、光栄だと思ってやりました。ジャック・ブラックさんだから特に何か工夫したということはなく、ジャック・ブラックさんの芝居を見て、感じて、そのままやりました。ジャック・ブラックさんは良い意味でふざけたイメージがありますが、今回は、おちゃらけているけど甥っ子のルイスをすごく大事にしていたりなど、真剣なジャックさんの芝居を見れたので、僕もそこは外さないように一所懸命やりました。
ちょっと胸が躍るような、そして年齢も性別も関係なく皆が楽しめる作品だと思いますので、是非この秋、ご家族やお友達、あるいは恋人と映画館に足を運んでいただけると嬉しいです。すごく心が温まって、心が躍る作品だと思います。

作品情報

『ルイスと不思議の時計』

2018年10月12日(金)から全国で公開
監督:イーライ・ロス 原作:ジョン・ベレアーズ『ルイスと不思議の時計』(静山社) 出演: ジャック・ブラック ケイト・ブランシェット オーウェン・ヴァカーロ カイル・マクラクラン ほか 配給:東宝東和
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