ルーベンスと伊バロック美術の関係紐解く『ルーベンス展―バロックの誕生』

企画展『ルーベンス展―バロックの誕生』が、本日10月16日から東京・上野の国立西洋美術館で開催されている。

ペーテル・パウル・ルーベンスはバロック様式が栄えた17世紀ヨーロッパを代表する画家。フランドル地方のアントウェルペンでイタリアに憧れを抱きながら育ったルーベンスは、1600年から8年間にわたってイタリアで過ごし、帰郷後もイタリアの美術を参照した。一方でイタリアの若い画家たちにも影響を与え、後に「王の画家にして画家の王」と呼ばれた。

同展はイタリアとの関わりに焦点を当ててルーベンスを紹介する展覧会。ルーベンスの作品を、古代彫刻や彼に先行する16世紀のイタリアの芸術家の作品、同時代以降のイタリア・バロックの芸術家たちの作品と共に展示する。ルーベンスとイタリアの双方向の影響関係にフォーカスした展覧会は日本では初の試み。ルーベンスがイタリアから学んだことや、ルーベンスとイタリア・バロック美術との関係を紐解き、明らかにすることを目指す。

イベント情報

『ルーベンス展―バロックの誕生』

2018年10月16日(火)~2019年1月20日(日) 会場:東京都 上野 国立西洋美術館
時間:9:30~17:30(11月17日を除く金、土曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで) 休館日:月曜(12月24日、1月14日は開館)、12月28日~1月1日、1月15日 料金:一般1,600円 大学生1,200円 高校生800円 ※中学生以下、障害者手帳をお持ちの方と介護の方1名は無料
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