等身大の自身の彫刻を「破壊」 青野セクウォイア個展『Vital Beating』

青野セクウォイアの個展『Vital Beating』が11月1日から東京・代官山のLOKO GALLERYで開催される。

青野セクウォイアは現在ニューヨークを拠点に活動する彫刻家。石材、木材、金属などの幅広い素材を扱った作品や、燃やす、切断するといった実験的アプローチを加えた木彫作品を発表している。欧米を中心に巨大な野外彫刻も多数手掛ける。

同展は青野にとって初の日本での個展となる。展覧会の軸となる最新作『Sculpture of Liberty』には青野が約10年間保管してきた黒大理石が使用されており、青野は昨年からこの大理石で等身大の精巧なセルフポートレート像を制作していた。青野は最後の「仕上げ」としてこの立像を倒して地面と衝突させ、「破壊」という手段によって作品を完成させる。会場には破壊された像そのものと、倒壊の瞬間を収めた映像などが展示される予定だ。

会期初日の11月1日にはオープニングレセプションが開催される。詳細はギャラリーのオフィシャルサイトをチェックしよう。

イベント情報

青野セクウォイア
『Vital Beating』

2018年11月1日(木)~12月1日(土)
会場:東京都 代官山 LOKO GALLERY 時間:11:00~19:00 休館日:日、月曜 料金:無料
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