中国出身の若手作家・馬嘉豪『霾(バイ)PM2.5』展 煙も駆使する展示空間

馬嘉豪の個展『霾(バイ)PM2.5』が、11月2日から東京・阿佐ヶ谷のTAV GALLERYで開催される。

1996年に中国・西安で生まれた現代美術家・馬嘉豪。18歳まで反日教育を受け続け、祖国の違和感や国家間の在り方に疑問を抱いたという馬嘉豪は、その後に日本を訪れ、現在は多摩美術大学に在学している。

同展は馬嘉豪にとって初の個展。個展タイトルにもある「PM2.5」は「Particulate(微小粒子状物質)Matter(問題)」の略であり、主に工場からの粉瘤や排気ガスなど様々な問題が複合的に重なった社会問題の総称を指す。展示会場は調香師・喜覚愛との合同制作によって、PM2.5を「煙」で再現。レディメイドやミクストメデイアの新作を中心とした作品の中、煙と匂いによって展示コンセプトを引き立たせた鑑賞体験を実現させる。

会期初日の11月2日には現代美術家でありパフォーマーの清水恵美と馬嘉豪によるトークイベントが行なわれる。詳細はギャラリーのオフィシャルサイトを確認しよう。

イベント情報

馬嘉豪
『霾(バイ)PM2.5』

2018年11月2日(金)~11月16日(金)
会場:東京都 阿佐ヶ谷 TAV GALLERY 時間:13:00~20:00 休廊:水、木曜 料金:無料
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