岸田繁『交響曲第二番』初演がCD化、3月リリース 東京公演も

岸田繁(くるり)が制作した『交響曲第二番』の初演がCD化され、3月27日にリリースされる。

昨年、2か月弱という期間で『交響曲第二番』を制作した岸田繁。同アルバムには、昨年12月に愛知・名古屋の愛知県芸術劇場 コンサートホールで行なわれた初演時の『交響曲第二番』のライブ音源を収録する。同公演の指揮は広上淳一、演奏は京都市交響楽団が務めた。また京都市交響楽団のメンバーが弦楽五重奏団のために書き下ろした舞曲『あなたとの旅』や、『交響曲第一番』の作曲中に生まれた管弦楽曲を新作として仕上げた序曲『心の中のウィーン』も収録される。

『交響曲第二番』はソナタ形式の第1楽章から始まる4楽章構成。対位法的な構築に力点が置かれており、バロックや古典派への嗜好を見せながらトリスタン和音や神秘和音も取り入れた繊細な和声感覚や、フィボナッチ数列をとる拍節構造などが特徴となる。CDジャケットのイラストは池田早秋が手掛けた。

リリース直後の3月30日には東京・初台の東京オペラシティ コンサートホールで『京響プレミアム −岸田繁「交響曲第二番」初演』の東京公演が行なわれる。

リリース情報
イベント情報

『京響プレミアム −岸田繁「交響曲第二番」初演』

2019年3月30日(土) 会場:東京都 初台 東京オペラシティコンサートホール
出演: 岸田繁 広上淳一 京都市交響楽団 料金:6,500円 ※未就学児入場不可
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