柄本佑と瀧内公美が盆踊りを手繋ぎで横切る 映画『火口のふたり』本編映像

映画『火口のふたり』の本編映像が公開された。

白石一文の同名小説がもととなる同作。故郷の秋田に帰省した永原賢治と、数日後に結婚式を控えた賢治の元恋人・佐藤直子が、直子の「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」という言葉をきっかけに、抑えきれない衝動の深みにはまっていくというあらすじだ。永原賢治役に柄本佑、佐藤直子役に瀧内公美がキャスティング。『キネマ旬報』脚本賞に5度輝いた荒井晴彦がメガホンを取った。公開日は8月23日。

公開されたのは、賢治と直子が2人きりの最後の夜に、秋田で毎年開催されている「西馬音内盆踊り」を訪れるシーン。荒井晴彦監督は、相米慎二から勧められ、2006年に西馬音内盆踊りを初鑑賞。踊り手が顔が隠れる頭巾を着用しており、外すまで性別が分からない「亡者踊り」に魅了されたことから「男女の恋と西馬音内盆踊りを絡めた作品を撮りたいと思った」と明かしている。映像内では、盆踊りを見ながら柄本佑が「今晩で終わりだな」と名残惜しそうにつぶやき、「約束守れる?」と、瀧内公美が笑みを浮かべて返すやり取りが繰り広げられ、その後、盆踊りの隊列を手を繋いで横切る姿が捉えられている。

作品情報

『火口のふたり』

2019年8月23日(金)から新宿武蔵野館ほか全国で公開
監督・脚本:荒井晴彦 原作:白石一文『火口のふたり』(河出文庫) 音楽:下田逸郎 出演: 柄本佑 瀧内公美 配給:ファントム・フィルム
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