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近代日本の「工芸」に込められた情熱を知る 『パッション20』展が開催中

展覧会『所蔵作品展 パッション20 今みておきたい工芸の想い』が3月8日まで東京・竹橋の東京国立近代美術館工芸館で開催されている。

同展では、近代の日本において工芸の作り手たちがどのような情熱を込めてきたのかを、工芸家の言葉や活動、出来事から抽出。東京国立近代美術館工芸館に保管されている約150点から選出された20の作品を「日本人と『自然』」「オン・ステージ」「回転時代」「伝統⇔前衛」「工芸ラディカル」の5章に分けて構成する。

会場では、重要文化財に指定されて以降初となる鈴木長吉の『十二の鷹』をシカゴ万博当時の姿で公開するほか、「パッションで紐解く工芸の100年」を紹介。工房の映像と音で伝える「パッションムービーズ」も上映中だ。

関連企画として、オリジナルの缶バッジが制作できる『バッジ&トーク』や、トークイベントを実施中。トークイベントには、テキスタイルデザイナーの須藤玲子や染織家の築城則子、陶芸家の十三代三輪休雪らが登壇する。詳細は東京国立近代美術館工芸館のオフィシャルサイトで確認しよう。

なお東京国立近代美術館工芸館は、通称「国立工芸館」として石川・金沢に今年移転する。『所蔵作品展 パッション20 今みておきたい工芸の想い』は東京国立近代美術館工芸館で開催される最後の展覧会となる。

鈴木長吉『十二の鷹』1893年(部分) 東京国立近代美術館蔵
鈴木長吉『十二の鷹』1893年(部分) 東京国立近代美術館蔵
平田郷陽『桜梅の少将』1936年 東京国立近代美術館蔵
平田郷陽『桜梅の少将』1936年 東京国立近代美術館蔵
志村ふくみ『紬織着物水瑠璃』1976年 東京国立近代美術館蔵
志村ふくみ『紬織着物水瑠璃』1976年 東京国立近代美術館蔵
小名木陽一『赤い手ぶくろ』1976年 東京国立近代美術館蔵
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