ニュース

竹中直人×山田孝之×齊藤工が共同監督 大橋裕之原作の映画『ゾッキ』撮了

左から山田孝之、竹中直人、齊藤工©映画『ゾッキ』製作委員会
左から山田孝之、竹中直人、齊藤工©映画『ゾッキ』製作委員会

竹中直人、山田孝之、齊藤工が監督を務めた映画『ゾッキ』がクランクアップを迎えた。

大橋裕之の漫画『ゾッキA』『ゾッキB』を実写映画化する同作は、原作に収録されている約30編の短編作品の中から、多数のエピソードを織り交ぜて構成。脚本は倉持裕が手掛けた。2021年公開予定。

撮影は大橋の生まれ故郷である愛知・蒲郡を舞台に、2月4日にクランクイン。竹中、山田、齊藤の3監督にはそれぞれ担当のエピソードやキャラクターがあり、それらが交差するシーンでは2人または3人で演出にあたったという。2月24日に行なわれたラストカットの撮影では、参加の予定がなかった齊藤が急遽駆け付け、3監督が揃ってスタートをかけた。また齊藤が自ら操作したドローンでの撮影や、大橋による美術協力も行なわれた。

蒲郡市では映画支援のため、官民一体の実行委員会「映画『ゾッキ』 蒲郡プロジェクト委員会」を組成。200人を超える実行委員がロケ地支援、食事支援、ドライバー支援、警備支援、託児支援、プロモーション支援などを行なった。実行委員の発案によりロケ弁当に応援メッセージが添えられ、3000枚にのぼる手書きのメッセージカードが集まったという。蒲郡市は映画の公開に向けて今後も取り組みを続けていくとのこと。

竹中直人監督のコメント

全てのキャスティングが、山田孝之組も、齊藤工組も最高のキャストが集まったと思いますね。僕も本当に理想のキャストだった。役者を演出するのはとても楽しい仕事なんで、撮影が終わって、今すごい寂しいですよ。でもこれからどんな風に仕上がっていくのかという緊張があるので、これからが始まりです。
蒲郡の皆さんには大変お世話になりました。本当に良い所ばっかりでしたね。ロケハンも順調だったし。1箇所許可が降りないってなった時にちょっと焦ったんですけど、撮影がなかった時に散歩したら素敵な場所が見つかって、近所の方々もとても協力的な方で、とても皆さん優しくて。蒲郡の天候にも恵まれて、寒いと言っても耐えられない寒さじゃなかった。どこに行ってもご飯が美味しかった。皆さんが作ってくれたお弁当も、とても美味しかった。毎日毎日手書きのメッセージを頂けたのは本当に素敵な時間で、あっという間でした。

山田孝之監督のコメント

大変なことはありましたが、本当に楽しかったですね。そして何より嬉しかった。このスタッフとチームで撮影が出来たことや、理想的なキャストが集まってくれて、目の前で芝居をしてくれているのが本当に嬉しかったです。特別な演出や見せ方はしていないですが、「お芝居をしていない風に見えること」が一番重要かなと思っていて、その人がその時を生きていて、その時感じた感情から言葉が出てくるようにしなければいけない。なので「相手の言葉を聞い て」というのはよく言っていたかも知れないですね。
蒲郡での撮影は、本当に多くの人に助けてもらいました。そのおかげで、極限まで無駄なストレスなく、俳優さんたちに芝居をして頂くことが出来たと思います。地元の方の協力がなかったら出来なかったです。本当に感謝しかないです。大勢で動いていると頭で考えた通りにいかないことがほとんどですが、でも確実に今後の映画作りにおいて何かしら希望になる作品になるんじゃないかと、確信してますね。そうなったらいいな。

齊藤工監督のコメント

これまで映画を撮ってきた中で、原作が初めてだったり、このスタイルは初めてだったのですが、振り返ると不安はなかったですね。ロケハンに来る度にここ最高だなって。蒲郡の方々にどうしてもセットじゃ映らない生きた時間があって、街自体の歴史みたいなものが絶対に宿るだろうなって。ここに役者さん達が存在することで間違いなく実写ならではの、ゾッキの世界になるんだろうなって確証があって。
撮影が始まっても、キャリアのある竹中さん、山田監督、僕も含めて状況を見てじゃあ一歩下がろうとか、ここはイニシアチブを自分が取ろうとか三者が三様で出来たと思います。その複雑性みたいなものをスタッフの皆さんがきちんと指揮をとって下さって、僕らにとってもやりやすかったし、最高だった。僕らに困惑を見せることなく伸び伸びと、それぞれのシーンを一緒に切り取って下さった。編集に入るのが楽しみです!本当に満足のいく撮影ができたなと思います。

大橋裕之のコメント

お弁当に付いてくるメッセージカードは、幼稚園の園児さんたちが書いてくれて、すごい嬉しいなと思ったんですけど、漫画の内容として、友達のお姉ちゃんのパンツを売ってもらったりとか、道すがら女の人のお尻を触ろうとしたりと、ちょっと大丈夫かな…?僕は大丈夫なんですけど…。
でも本当に10何年前になんとなく描いた漫画が映画化して、取り上げて頂いてすごい嬉しいです。やり続けてきて良かったなと思います。映画のスタッフ様も、蒲郡の街の方も関わった皆様が喜んで下さってるのが本当に嬉しいです。まだまだ公開前、公開後も大変だと思うんですけど、宜しくお願いいたします。楽しみにしています。

『ゾッキ』撮影風景©映画『ゾッキ』製作委員会
『ゾッキ』撮影風景©映画『ゾッキ』製作委員会
『ゾッキ』撮影風景©映画『ゾッキ』製作委員会
『ゾッキ』撮影風景©映画『ゾッキ』製作委員会
『ゾッキ』撮影風景©映画『ゾッキ』製作委員会
『ゾッキ』撮影風景©映画『ゾッキ』製作委員会
『ゾッキ』撮影風景©映画『ゾッキ』製作委員会
『ゾッキ』撮影風景©映画『ゾッキ』製作委員会
『ゾッキ』撮影風景©映画『ゾッキ』製作委員会
『ゾッキ』撮影風景©映画『ゾッキ』製作委員会
『ゾッキ』撮影風景©映画『ゾッキ』製作委員会
『ゾッキ』撮影風景©映画『ゾッキ』製作委員会
『ゾッキ』撮影風景©映画『ゾッキ』製作委員会
『ゾッキ』撮影風景©映画『ゾッキ』製作委員会
『ゾッキ』撮影風景©映画『ゾッキ』製作委員会
『ゾッキ』撮影風景©映画『ゾッキ』製作委員会
画像を拡大する(9枚)

SPECIAL PR 特集

もっと見る

BACKNUMBER PR 注目のバックナンバー

もっと見る

PICKUP VIDEO 動画これだけは

BIM“Wink”

BIMの新作『NOT BUSY』より“Wink”の映像が公開。ゆるめに結んだネクタイは軽妙洒脱でも、背伸びはしない。どこか冴えない繰り返しのなかで<だって俺らの本番はきっとこれから>と、吹っ切れなさもそのままラップして次へ。BIMの現在進行形のかっこよさと人懐っこさがトレースされたようなGIFアニメが最高にチャーミング。(山元)

  1. 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 時代を先取りした画期的作品 1

    『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 時代を先取りした画期的作品

  2. 坂口恭平の権力への抵抗。音楽は記憶を思い出させ人を治療する 2

    坂口恭平の権力への抵抗。音楽は記憶を思い出させ人を治療する

  3. 能町みね子が『ヨコトリ』で考えた、わからない物事との対峙 3

    能町みね子が『ヨコトリ』で考えた、わからない物事との対峙

  4. 『鬼滅の刃』劇場版公開記念集英社連合企画、20誌それぞれにオリジナル付録 4

    『鬼滅の刃』劇場版公開記念集英社連合企画、20誌それぞれにオリジナル付録

  5. ラブリーサマーちゃん、真摯さを胸に語る ノイジーな世界に調和を 5

    ラブリーサマーちゃん、真摯さを胸に語る ノイジーな世界に調和を

  6. King Gnuが日本初の「レッドブル・アーティスト」に 「Go Louder」始動 6

    King Gnuが日本初の「レッドブル・アーティスト」に 「Go Louder」始動

  7. 柳楽優弥、三浦春馬、有村架純が戦時下の若者役 映画『太陽の子』来年公開 7

    柳楽優弥、三浦春馬、有村架純が戦時下の若者役 映画『太陽の子』来年公開

  8. 勝井祐二と山本精一が語る 踊るという文化とROVOが瀕する転換点 8

    勝井祐二と山本精一が語る 踊るという文化とROVOが瀕する転換点

  9. 暮らしと仕事と遊びとアート。すべてを越えて繋がる東東京の生活 9

    暮らしと仕事と遊びとアート。すべてを越えて繋がる東東京の生活

  10. 小栗旬×星野源、野木亜紀子脚本の映画『罪の声』場面写真一挙公開 10

    小栗旬×星野源、野木亜紀子脚本の映画『罪の声』場面写真一挙公開