映画『アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい』6月から今年限りの特別公開

『アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい』が6月13日から東京・新宿のK's cinemaほか全国で順次公開される。

1940年にデンマーク・コペンハーゲンで生まれたアンナ・カリーナ。17歳で祖国を脱出してパリ・サンジェルマン・デプレに辿り着き、ココ・シャネルに「アンナ・カリーナ」と命名された。モデルとして活動していた彼女を見初めたジャン=リュック・ゴダールは、『女は女である』『女と男のいる舗道』『気狂いピエロ』などに起用。セルジュ・ゲンスブールはアンナ・カリーナ主演『アンナ』のために14曲の楽曲を提供した。アンナ・カリーナは1972年に「自分にリアルなことを表現したい」という思いから自ら製作、脚本、監督、出演を務めた映画をニューヨークで製作したほか、歌手として活動。2019年12月に逝去した。

『アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい』は、アンナ・カリーナのパートナーであるデニス・ベリー監督がメガホンを取った「アンナへのラブレター」。劇中に挿入されている映画などの権利関係上、本来日本では公開できない作品だったが、プロデューサーの尽力により「今年限り」という条件で許諾されたという。また、今年3回忌を迎える寺尾次郎が日本語字幕を手掛けたデジタルリストア版『気狂いピエロ』も上映権利期間終了間近のため、同じくK's cinemaで日本最終公開される。

発表とあわせて、アンナ・カリーナの様々な表情が写し出されたメインビジュアルが公開。「シャネルが名付け ゴダールが崇め ゲンズブールが囁いた」というコピーが使用されている。

作品情報

『アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい』

2020年6月13日(土)からK's cinemaほか全国で順次公開 監督:デニス・ベリー 上映時間:55分 配給:オンリー・ハーツ
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